獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

道路の白線

2011-08-15 22:12:07 | 網膜色素変性症と私
 3連休最後の日。東京で2泊して今日の朝新幹線で帰宅。お盆というととで子供づれがおおおかった。子供はやかましくイライラするけど宝だね。

 3か月ぶりの東京遠征。前回はGW。新幹線の中ではノートパソコンで動画を見たりしてる私デスペア。前回はそうでもなかったが3毛月ぶりのノートパソコンは文字が見えにくくなっていた。

 網膜色素変性症な私デスペア。視野狭窄と視力低下が進行していいる私の目。

 新大阪について、電車に乗り換え、バスに乗り換え、自宅近くの停留所でバスをおりて、道路の歩道の白線を目印に白杖を手に歩く私。

 すると、目の前に黒い車がじっととまっている。白線の内側にいたその黒い車。なんだよ歩道に路駐しやがってまったく迷惑な車だなぁと思いながらも、その黒い車の前を大きく迂回してまた白線にそってあるく私。

 私が車をよけると車はゆっくりと動き出した。

 しばらく白線にそってふと気づく。

 私は車道の真ん中の中央分離帯の白線の上をよぼよぼと歩いていることを!

 あぶないあぶない。黒い車は白杖を手に持って道路の中央付近(車道)をあるいている視覚障害者に気づき、クラクションをならすわけでもなく、じっとその障碍者がとおりすぎるのをまっていたのだった。

 あぶないあぶない。

 なぜ私が道路の真ん中をあるいてしまったかというと、歩道の白線に沿ってあるいていたが、途中白癬がこすれてうすくなりなくなる個所がある。白線にそって歩いている私デスペア。白線はどこだどこだと探す。探した白線が歩道の白線でなく、車道の中央分離白線だった。

 バスの中では目をつむっている私。バスの外にでるととてもまぶしい。遮光眼鏡をかけていてもまぶしい。。それも白線や車道を認識できていなかったひとつの原因。

 無駄に死ぬとこじゃった!(by依子「三億円少女」より)
コメント (1)
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