獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

田山花袋「少女病」を読んだ。

2012-07-07 22:41:37 | 雑感
 高校時代文学史の授業かなんかで田山花袋の「蒲団」を知る。なにやら下宿していた若い女性が下宿からでていきその大家である中年男性が彼女の布団に顔をうずめてにおいをかぐという小説。

 読書用の音声読み上げソフト「My BookⅡ」を使って、青空文庫という著作権ぎれの小説をテキストデータ化して公開しているサイトに接続し、My BookⅡで読み上げさせて読んでみた。

 田山花袋のの布団を読み、その後「少女病」という小説も読んでみた。最後の結末がなにを暗示してるのか、あの最後で田山がなにを言いたかったのか不明。

 田山花袋の小説を2編よんでわかったのは、田山花袋は明治にうまれてよかったってこと、平成のアイドル戦国時代にうまれていたら、漢書は鬱積した思いを小説にぶつけて昇華させるのではなく。ハロヲタになり毎週のように現場にいってヲタブログをかくことで満足してただろう。

 逆云えば明治の田山花袋をタイムスリップさせて現代に呼び寄せて、今度のハロプロ研修生の生タマゴSHOW9月(9月9日代々木山野ホール全席指定席)を連番して、観戦レポを書いてもらいたい。私の宮本佳林評と田山の宮本佳林評を比較してみたいね。
 
 田山花袋の「少女病」は短編で30分もあれば読めるのでおひまなときに読んでみては
 
コメント
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