獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

安倍なつみ(と佐々木喜英)の朗読劇「私の頭の中の消しゴム」@梅田シアタードラマシティに行った。

2012-07-15 22:45:24 | コンサート舞台
 会社から帰って家でラジオを聴くことがあるが、嗣永桃子や中島早貴のラジオは聞く気がおきない。平日の会社から帰った私のテンションでは彼女たちのラジオはついていけない。聞けるの矢島舞美のラジオと安倍なつみのラジオ。ゆったりときける。

 先日なっちのラジオでなっちが出演している朗読劇「私の頭の中の消しゴム」の話をしていて、2次官の劇がおわったあと、舞台そでにはけたとたんバタンとたおれるぐらい、ぐったりしてしまうとのこと。役にっ入り込んでそうなるとのこと。

 なっちがそれほどまでに疲労困憊する朗読劇とはどんなものなのか、ちょうどいい具合にその千秋楽が大阪梅田のシアタードラマシティーであるとのことで、ネットのチケットぴあでチケットを買い、ガイドヘルパーさんの分のチケットも買い、ガイドヘルパーさんに手引きされていってきた。RP(網膜色素変性症)な私の目。視野狭窄と視力低下が進行している私の目でははじめていく会場はたどりつけないおそれがどんどん高まっている。

 シアタードラマシティーがあるおなじ建物(とおいうかエリア)には梅田芸術劇場があり一度娘コンでいったことがあり、同じ建物のホテルのなんとかの間ではなっちや高橋愛のディナーショーでいったことがある私。だけどシアタードラマシティーははじめて。

 てっきり1階にあるのかとおもいきや1回のスタバの前の下りエスカレーターをおりた地下1階にシアタードラマシティーがあるのね。ガイドヘルパーさん手引きしてもらってよかった。舞台の前に、ヨドバシにより電子レンジをかい、さまがわりしたJR大阪駅で来月の東京遠征の新幹線チケットを買い、9月のハロプロ研修生のチケット代金振り込みのため大阪中央郵便局にいった。中央郵便局は第1ビルの1Fに移転していてびっくり。

 デスペア的朗読劇見るポイント

1、安倍なつみ30歳(来月で31歳)は女優だね
 朗読劇というものははじめてだった私デスペア。吉永小百合がきけわだつみの声を朗読するようにしっとりおついて朗読するイメージがあったが、ぜんぜんちがった。手に台本をもってはいるものの、普通の芝居のように感情をこめての演技だった。

 私の目ではほとんどステージ上の椅子になっちも佐々木もすわっているように見えたが、ヘルパーさんのはなしだと半分もすわっていなかったとのこと、そのほかは立っていたとのこと。ただお芝居のような抱き合ったり手をつないだりなどの演者同士の接触はなかったとのこと。

 なっちははじめアパレルの会社に勤めるやりてのOLで、若年性アルツハイマーで徐々に記憶をうしない、子供のようになっていく。その変わり行く演技がよかった。恋する乙女から泣き叫ぶこどもの演技までこなしていた。

 2次官の朗読劇のあと5分ほどあってすぐにアフタートークショー。なっちと佐々木登場、なっちは放心状態のようでぐったりしていた。しゃべりかたもぐったりのしゃべりかただった。

 2人のほかに進行役として演出家脚本家の岡本さん登場。岡本さんがツイッターで募集していた質問を2人にする。質問をこたえていくうちになっちはいつもどおりのなっちにもどっていった。

 アフタートークショーでは相手役の佐々木喜英のことを、くん付けで「よしくん?(ひでくん?)」と呼ぶなっち。なっちが共演者の男性をくんづけで呼ぶのをはじめて聞いた。なんか新鮮だったし、なっちが今年で31歳になることを実感した。家にかえりネットで調べると佐々木くんは24歳だった。(この佐々木は依然高橋愛とも朗読劇私の頭のなかの消しゴムで2度共演しているとのこと、たしかその当時のヤンタンで高橋も彼のことをくん付けしてたな、高橋バージョンも見てみたかったな)

2、RPとCP
 私がいった最後のなっちの単独コンサートは2008年6月30日のなんばハッチのコンサート。平日夜だったので会社がえりになんばによった私デスペア。RPの私の目では人ごみをかきわけて走ることはできないので公演時間がせまっているのに走らなかった私。

 その公演は2F席ファミリー席でみたのだが、おなじ2階席にCP(脳性まひ)の車いすの男性がいて、声にならない声、うめき声でなっちに懸命に声援をおくっていた。彼の声はなっちコンではよく聞く声。

 4年ぶりに今日シアタードラマシティーで彼のうめき声を聞いた。私は13列センター席だったのだが、彼は13列の下手はしの車いすスペースにいた。

 元気そうで、そしてなにより4年たったいまでも31歳になろうとするなっちを応援している彼の声をきいてうれしくなった。

3、客層
 ガイドヘルパーさん情報によると、客席は6割ぐらいしかうまっていないとのこと。22列あって私の席13列よりうしろあ1割もいないとのこと。

 客層はヲタヲタしい人は半分もいなくて、半分以上が女性とのこと、なかには老夫婦も何組かいたとのこと。

 ハロプロから離脱したOGメンバーの舞台ツアー情報がハロプロFCに入っているだけじゃなかなかはいってこない。私が今回の朗読劇をしったのもなっちのラジオ。M-Lineのファンクラブに
はいっていればお知らせがきたのかもしれないが、ハロプロFC会員にも公演情報を知らせるべきだな。ハロプロFCで告知していたらいまやベリキューはハロプロ研修生にながれた往年のなっちファンの中には行ってみようかなと思う人もいるのにね。そうすれば8割栗は客席うまったんじゃないかな。

 昨日は同会場で同じ朗読劇は新垣里沙が出演していたけどそっちのほうが客はいってたんじゃないかな?どうだったんだろう?

4、その他
・いいセリフ、佐々木が「その姿は神々しい・・・」。地方が進行して徘徊をするなっちが夜中にパジャマで公演を徘徊、それについていく佐々木。その佐々木がなっちの姿を掲揚したのが「神々しい」。このセリフが一番よかった。ふりまわされ迷惑をかけられているのに、なっちを神々しいと表現。いいね。

・昨日のなっちブログでなっちが髪をショートにしたとこと。たしかに今日見たなっちの紙はみじかかった、どんんぐりというはくりのようだった。

・ボロボロじゃないが涙もでた。鼻水もでた。


 なかなかいい労働劇だった。設定を高校生にして宮本佳林でこんな感じの朗読劇を聞いてみたいね。リトルモンスターははやくハロプロデビューすべき。




コメント
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