獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

アップアップガールズ(仮)日本武道館超決戦 に行った、

2016-11-08 23:54:44 | コンサート舞台
4158

昨日の日本武道館でのJuice=Juiceのコンサート。その日は亜四谷のホテルにとまって、今日も18時から同じく日本武道館でコンサート。Juice=Juiceの先輩にあたるアップアップガールズ。先輩といっても、Juice=Juiceはハロプロのエリート。ハロプロエッグハロプロ研修生から選抜された4人(宮崎由加はのぞく) から結成されたグループ。

 一方、アップアップガールズは、同じくハロプロエッグ出身者から選抜されたグループ。だけど、この7人は(性格には6人 佐保明梨のぞく)は、2010年の次点でハロプロエッグをくびになったメンバー。2007年のハロプロエッグ新人公演から定期的に横浜ブリッツでライブ活動をしてきたハロプロからデビューをめざす研修生たち、だけど2010年に異変。この時期でいったんハロプロエッグは解体解散。どうなることかとおもったら数か月後にハロプロ研修生と名前をかえて再活動スタート。なぜこんなややこしいことをしたかというと、エッグの中の高校生以上メンバーをクビにしてハロプロエッグを新陳代謝させたかった事務所のおもわく。2010年の次点で高校生以上のメンバーは全員首になって一部中学生メンバーもおなじく首になった。そこでクビにならなかったのがエッグのエースの宮本佳林であったり高木紗友希らののちのJuice=Juiceメンバー。首になって、半年後ぐらいに声をかけてもらってひろわれたのがアップアップガールズメンバー。

 ハロプロのはえぬき、正統派がJuice=Juiceだとすると、アップアップガールズは正統派になれなかった敗者のあつまり。その敗者が負けん気だましいでここまでがんばってきてたどりついた日本武道館公演。

 昨日のはえぬきJuice=Juiceが武道館の会場1満員を満員にした、その翌日、アプガは4158人の集客。コンサートのMCでこの観客数をあきらかにして、そしてJuice=Juiceの動員が1万人であったこともしゃべるMCの新井愛瞳。ふつうあまり動員客数はオープンにしないものだけど、あえて4158人を公にするアプガ。

 オープンにすることで、次のアプガの目標を明確化、次の日本武道館公演をぜったいにやる、そのときは4158人をぜったいあこえてやる。その熱い想いが伝わってきた。アプガ武道館のコンサートタイトルは日本武道館超決戦vol1としてvol2があることを前提のタイトル。なんかいいね。

 本来ハロプろはモーニング娘であり、モーニング娘の本質とは、シャ乱Qロックボーカリストオーディションに応募して最終審査までのこったものの合格しなかった落選者たちのあつまりがモーニング娘。のはじまり。その敗者からのなりあがりの物語がモーニング娘。の魅力。本当になりたかったものになれなかった女の子たちの物語がモーニング娘。そこが魅力。そこにシンパシー。

 だけど今のモーニング娘。は結成当時のそのアイデンティティーがなくなっている。みんな娘になりたくてオーディションをうけて合格した人たちのあつまり。そこにものがたりがない。シンパシーも感じない。ただかわいくて、地方のダンススクールやで活躍していた、地方のアイドルで活躍していた女の子がエリートコースにのってエスカレーター亜式にぽんとおかれたのが今の娘。そんなエリートたちにはあこがれはするものの、シンパシーは感じない。自分の境遇とかさねて彼女たちをみることはできない。今のモーニング娘。はモーニング娘。ではないということ。

 モーニング娘。の本質が、なりたいもののになれなかった女の子たちの集まりであるとすれば、今まさにモーニング娘。であるのはアップアップガールズの7人。モーニング娘。になれるとおもって研修をつんできたハロプロエッグメンバー、だけど結局モーニング娘。にもなれず、ハロプロからデビューもできなかった少女たち。エッグをくびになって仙石みなみはホテルの給仕のアルバイトをしていたほど。そこからのアプガ結成。そして5年6か月たっての武道館単独コンサート。

 このアプガのものがたりを知っている人がほとんどの今日の日本武道館。このものがたりをしていると涙なしでは見られなかった今日の武道館。

 コンサートMCでは、佐保か古川のどっちかが、今日はエッグのみんなもききてくれている、ゆうかもきてくれていますとステージ上で発言。スタンド1階席の下手に関係者エリアがあってそこに若い女性たちがずらっとならんでいる。そのほとんどがハロプロエッグだった、かつて同じ夢をみてデビューを目指して、モーニング娘。にnなりたかった仲間たち、そしてみんな結局はモーニング娘。にはなれなかった彼女たち。

 昨日のJuice=Juiceコンサートの関係者席は現ハロプロメンバーである℃-ute、アンジュルム、モーニング娘。、カントリーなどでうめつくさあれていたのが、、今日のアプガの関係者席には現ハロプロメンバーはわずかで、のこりはほとんどが元ハロプロエッグメンバー、夢をあきらめたメンバーたち。

 アプがメンバーはそういったエッグをやめていった女の子たちの夢もしょって武道館にたっている、夢をあきらめた元エッグのみんなも今はそれぞれちがった路でがんばっている。そして10年たってもまだ昔のままのエッグの関係性がつえづいているのがすばらしいね。

 コンサートの内容もすばらしく、アプガらしいお祭りさわぎ。佳林がブログでいっているように客席との一体感がすごかった。三味線の生演奏かではじまり、そこから佐保明梨の氷柱わり、途中ピアノとバイオリンの生演奏をバックにアプガメンバーが歌歌をううたったかとおもえば、プロレスラーにかつがれたみこしの上に仙石みなみがのって、客席をぐるっと一蹴したりと、ほんと武道館でしかやれないこと、武道館をいままでのライブとはちがた意味のあるものにしようとする企画力がすばらしかあった。

 それにくらべて、昨日のJuice=Juice武道館コンサートはあくまで220ライブツアーの延長戦で、それの集大成ということで、いつものJuice=Juiceだった。できればもっとお祭り刊や物語がほしかった。

 私の眼が見えなくなってもう5年ぐらいたつ。目がみえなくなってステージがの光がわかる程度になったはじめのころは、高いお金をだしてハロコンとかにいく意味あるのかな?目が見えていたころに見たコンサートにくらべたら感動もしなくなったな、つまらないなとおもっていて、それがJuice=Juiceの登場で、いややっぱり現場にいかなきゃとおもって、なんとか目が見えなくてもライブをたのしめるようになった私。

 ただやはり目が見えていたころに感じたBerryz工房のコンサートや℃-uteのコンサートのあのもりあがり、ベリのライバルや一丁目rロックのあの高揚感、℃-uteのいざ進めステディーゴーのインセイン陶酔、あの感覚は二度と感じないんだろうなと思っていた私。網膜色素変性症な私デスペア。

 でも今日のアプガのコンサートであのときに感じた、興奮と感動と陶酔を感じられた。目がみえなくても感じられた。特にジャンパーはすごくよかった。スタンド1階ファミリー席でも一体感がかかんんじられて我をわすれてこぶしをあげる、あのときの高揚感。私が目が見えなくなってから過去最高のコンサート。それが今日のアップアップガールズのコンサートだった。

 私がアイドルにもとめるのは、自分自身の投影であり、自分が手に入れなかったものの象徴。そして音としては胸キュンセンチメンタル。この胸キュンセンチメンタルが、Berryz工房にあって、℃-uteにもあった、そしてアプガはよりそれを前面にだしている。それにロック要素を加味してビートがきいている胸キュンセンチメンタル。残念がらJuice=Juiceにはそれがない。

 さて、どちらも初単独日本武道館を成功させたJuice=Juiceとアプガ。第2回目の武道館コンサートを先に実現できるのはどっちだろうか。

デスペア的アプガ日本武道館めも

・18時すぎにグッズ列にならんだけどTシャツはうりきれていた。ソロTシャツはかえたけど買わず。グッズはなにもかわず。
・18時40分に客席にはいると、すでにオープニグアクトのグループが曲披露。ハロプロ系ではなく、しらないユニット、3曲ぐらいうたったかも。調べてみるとアイドルネッサンスというグループとのこと。

・武道館
でっきく森咲樹のメガモリソロ曲はすごかったね。80面台アイドルソング調の歌がいきなり変調してハードロックでさけぶ森咲樹。そしてそのあとの佐保明梨のソロ。小林幸子にかりた紅白セットのリフトにのって、天使の羽をつけて歌う佐保。このギャップがアプガらしい。

・佐保のソロをはじめて聞いて、エッグ時代の、歌はうまいんだけどちょっとかよわい歌声の佐保が、力強いちょっと鼻にかかった歌い方になっていていびっくり。関根梓に近い歌い方になっていた。大人になったなという歌い方。佐保っていまはこんなな歌声なのねと発見。

・MCで古川が、エッグのみんなもきてくれています、ゆうかもと、元エッグ、元スマイレージで、エッグ1期同期の前田憂佳もも関係者席にいることを発表。ちちなみに公演後はエッグ同窓会がどこかのお店でひらかれたあとのこと、その幹事はゆうかとのこと。

・バレバレI LOVE YOUはコンサート序盤にもってきていてあまり伝わってこなかった、一番私がこころがゆさぶられたのがジャンパー、チョッパー。ジャンパーのあの客の掛け声はハロプロにはない裏どりリズムのの掛け声あれがここちいい。掛け声で客と縁者がが客同士が一体となるああの感覚はすばらしい。

・アンコール明けにはアパウガのの最初のオリジナル曲ゴーイングマイうえ。この歌詞は当時のアプガメンバーの状況をうたっている、くさってしまった半熟卵とか、ミニスカできらきら輝く仲間にしっととか、アプガの原点がうたわれている。ミニスカでデビューしたエッグの仲間のスマイレージ前田憂佳は夢を実現したはずなのにS/mileaじになって3年ほどでアイドルをやめる決断。その前田憂佳をうらやましくながめていたアプガアがいまではアイドルとして武道館にたっている。感慨深い。
・インディーズアイドルが単独武道館公演をやったのはアプガがはあじめてとのこと。

・アンコール最後の曲おわって、メンバーがはけていくときに、メンバーはおかあさんうんでっくれてありがとーー、おにいちゃんありがたおーーとあまりコンサートの最後にはきかない言葉をさけぶアプガメンバー。アプガらしかった。


アップアップガールズ(仮) 日本武道館超決戦 vol.1
開演前アナウンス 森咲樹
0、三味線があながれてはじまる、佐保明梨の氷柱わり。
1、全力!Pump UP!!
2、イチバンガールズ!
3、リスペクトーキョー アップアップガールズ(仮), ぐんまちゃん, アルクマ
4、バレバレ I LOVE YOU 名曲をここでもってきたか
5、キラキラミライ
6、夕立ち!スルー・ザ・レインボー
7、虹色モザイク
8、お願い魅惑のターゲット
9、BEAUTIFUL DREAMER
10、!!!!!!!!(バンバンバン)
11、メガモリッ! Ma vie!! 森咲樹
12、Abyssal Drop 佐保明梨 小林幸子にかりたリフトにのって歌う とても地下ララ強い歌声にびっくり 昔のよわよわしい佐保明梨のうたごえではなかった
13、古川小夏ダンスソロ ピンクの電飾を体にまきつけておどる
14、Future&Past!
15、美女の野獣
16、サバイバルガールズ
17、(仮)は返すぜ☆be your soul
18、パーリーピーポーエイリアンRemix アリーナセンターステージで選ばれた客がおどり、そこにメンバーも合流
19、UPPER ROCK
20、青春の涙
21、パーリーピーポーエイリアン
22、アップアップタイフーン
23、ジャンパー!×チョッパー☆チョッパーMix ジャンパーはもりあがるね 涙がとまらなかった
24、アッパーレー
25、アッパーカット!
26、君という仮説
アンコール
27、Going my ↑ 過去のエッグメンバーが客席にいて、前田憂佳も客席にいてのこの歌。久しぶりにきいたこの曲アプガの初のオリジナル曲
28、サマービーム!
最後は影アナで終了
3時間10分のコンサート名が会いけどあっという間だったあ。

ps
アプガといば、バレバレI LOVE YOU ジャンパー チョッパーチョッパーこの3曲が代表曲かな。ぜひきいてみてね。ジャンパーはライぶで聞いてこその曲。以下ジャンパーのMVとライブ映動画を参照してね

ジャンパー! ミュージックビデオ UPUP GIRLS kakko KARI






「ジャンパー」 ライブバージョンアップアップガールズ(仮)

コメント
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