バリアフリー会議にいって、そして、その夜、アンジュルムの川村文乃が、芸能界を引退した。

最終日


２年以上前から、検討会議。新しい公共施設のバリアフリー。いろいろな障碍者があつまって議論。その中の私、目の見えない、網膜色素変性症な私、盲人ウエカジ。


２年以上いろいろ障害者の意見をきいてきて、もちろん、意見が取り入れられた点もおおいけど、でも、障害者としたら、もっと、ここもってなるのよね。


私の意見はとりいれてもらったことがおおかった。男子トイレの中の構造。トイレ入り口はいって、右壁にそって、あるけば、ぐるっとひとまわりできるトイレ。右手の白杖を、右壁をたたいて、中にはいると、まずは、大便個室にぶつかり、さらに、ぐるっとまわって、小便器、そして、手洗い場、そして出口。この左回りの原則は私の提案。
全盲視覚障害者男性がトイレでこまるのは、小便器に、白杖や手をつっこんでしまうこと。トイレにはいって、まずは大便個室にあたれば、視覚障害者は、そこに入る。小便の場合でも、大便個室でようをたす。大便個室まで短い距離でいけること、壁づたいにいけること、こ大事。
この意見は取り入れられた。うれしいね。
あと、室内に点字ブロックは敷設してくれと要望したけどこれは却下。でも、代替案として、点字ブロックのかわりになる、鉄製のレールのようなものを、地面に埋め込んでもらった。これで、視覚障害者は、点字ブロックがなくても、なんとか、方向をみうしなわない。この、鉄製の床のレールは、私がよくいく、ガスト、阪急岡町駅前店の鉄製レールから、提案。ガストでは、通路と客席が、このレールでしきられていて、このレールに白杖をそわせていけば、視覚障害者は、ひとりｄめお、通路をまっすぐあるけて、トイレ、レジにいけるのよね。このレールもとりいれてもらえた。
うれしいな。
この床レールが、広い敷地の公園や、ショッピングモール、空港などにも設置されたら、視覚障害者はひとりで、うごきまわれるね。ぜひ、この床レールが第２の点字ブロックとして、普及してほしいな。


会議がおわって、家に帰ると19時前。18時から、ＣＳテレビ、テレ朝チャンネルで、アンジュルム、川村文乃卒業コンサートの生中継。


柵や、生中継あるかな、テレビの自動録画うまく予約できているかなと調べてみたら、できていない。なぜぜだろうとおもった、私が自動予約していたキーワードは、カタカナでアンジュルム。ただ、今回のコンサートの意図るはカタカナではなく英語。なので、自動予約できていない。あわてて、手動予約。


なんとか、録画をみれた。川村文乃がどんなアイドルになりたいかがよくわかったセットリストだった。アンジュルム10周年記念ライブというサブタイトルがついているツアーの千秋楽でもある卒業コンサート。なのに、スマイレージの曲、有頂天ラブ、スキちゃんを、セットリストに組み込んでくる。カワムラはこういったアイドルをやりたかったのよね。よくわかる。


ああいう、胸キュンセンチメンタルなな曲をカワムラはうたいたかったのよね。


カワムラは、高知のご当地アイドルから、なりあがって、ハロプロ研修生、そして、アンジュルムに加入したメンバー。研修生になったときは、宮本佳林にそっくりというふれこみで加入してきた。当時の２ちゃんねるでは、そういったスレがよくたった。これもきっと、カワムラの自作自演だと、私は思う。それぐらい、カワムラは、自分で自分をプロデュース、世間の注目をあつめるすべをしっている
アンジュルムになったあとも、１級まぐろ解体しの資格をとってみたり、いろいろ自己プロデュース。


そんなカワムラは、今年25歳。アンジュルムを卒業したら、きっぱり芸能人をやめるとのこと。なので、今後、私をみかけても、そっとしておいてくださいとの事前お願い。


このキッパリ感はなんだろう、高知からなりあがってきたカワムラにしてはやけにアッサリ。謎だね。


それを、成長というのかな。大人になるってことなのかな。


スマイレージ当時の曲、がんばらなくてもええねんでも今回の卒業コンサートにはいっていた。この曲は、カワムラが自分自身に対するメッセージでもあるのかな。ほんと、ここまでよくがんばってきた。もう、アイドルとしては、がんばらなくてもエエネンデ、そうカワムラに伝えたい。