欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

弁護士の書いた非実用的な本とは!

2013年12月04日 09時11分41秒 | デザイナーズ住宅の欠陥



『調査鑑定書の書き方なる、おかしな本を見つけた!』



よく、「欠陥建築裁判」で裁判所に提出する証拠で、

「調査報告書」(生意気な奴は、鑑定書と呼ぶ)と言うのがあります。



その「証拠書類の書き方」の本を、弁護士グループが、出していたのです!



本の帯には、「最高裁が出した、建て直し判決」の事が、書かれています。

一般の方は、知らないと思うので、補足しますが、家が欠陥で、「建て直せ」

と言う判決は、「万に一つ」しかありません。


ほとんどの「判決」は、2000万円請求しても、数十万円~300万円

位なんです。



『裁判の世界では、1円でも、被告から損害賠償を取れれば、勝ちです!』




「欠陥建築」の世界で、「三文弁護士」や「インチキインスペクター」が、

「裁判で勝った。」と言うのは、正確に言えば、「ボロ負けだった!」

と、言う事なのです!




…さて、その「調査報告書」に書き方の虎の巻ですが…

読んでみると、やっぱり、「弁護士は建築の素人」だと言う事が、実に

よく分かるのです。



おまけに、「法令違反を指摘すれば勝てる」みたいな事まで、書いてあり

ます。



…確かに、「1円でも取れれば勝訴」ですから!




如何に、「欠陥事件」で「弁護士」に相談するのが、愚かしい事なのか

を、皆さんも知ってください。


また、弁護士の5人に1人が、「年収100万円以下」ですから、仕事

欲しさに、「裁判しましょう!」と、言うかもしれませんが、

「欠陥事件」で勝訴しても、「弁護士費用も出ない」裁判が、99%です!



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