『欠陥で無い建物を、欠陥だと決めつけるヤカラは…』
最近は、一時ほどではありませんが、まだ、建設会社に対する様々な
「脅迫行為」は、目立ちます!
特に、HPやブログを通じて、特定の「建設会社脅迫事件」が、多いです!
これらは、「犯罪行為」ですから、皆さんは絶対に真似をしては、
いけません。
…実際に、勝手にインスペクターを名乗る人達が、「民事事件」で訴え
られたり、「刑事事件」の容疑者として「刑事裁判」にかけられて居ます。
重い腰の「警察」も、やっと、「悪質な建築技術者」の逮捕へと動き
始めました。
その背景には、「欠陥建築バスターズ」が、「ゆすられている企業」に
対して、「勇気を持って、悪いヤカラを訴えなさい!」と、アドバイス
した事や、「警察関係者」も、私のHPやブログで勉強している事も、
大きいと思います。
…では、この様な、「欠陥で無い建物」を「欠陥だ!」と言って、
「企業をゆする様になった時期」は、いつからでしょうか?
実は、「阪神大震災」からなのです!
「阪神大震災」では、多くの住宅、ビル、マンションが倒壊しました。
…これを見た「仕事の無い建築士」「大企業を解雇された建築士」達が、
「あれは、建物に欠陥があったから、建物が倒壊した!」と、騒いだの
が最初です!
それに、呼応する様に「仕事の無い三文弁護士」が、一緒になって、
「欠陥だ!」「欠陥だ!」と、やった訳です。
…では、実際は、どうだったのかと言うと…
「倒壊した建物のほとんど」は、古い「耐震基準」で建築されて居たのです。
日本の「建築基準法」では、「稀に起こる大地震で倒壊しない。」事を目標
にしています。
これが、古い「建築基準法」では、緩かった為に、建物は倒壊した訳です!
…ですから、「阪神大震災」で倒壊した建物は、「国が予想した以上の地震」
が来たので「倒壊」したのであって、「欠陥」が原因ではありません。
日本では、「耐震建築」が、「壊れない建物」と、誤解されていますが、
「耐震建築」とは、「大地震で倒壊しないだけの建物」と、言い換える事が
適当だと考えます。
実際に、今、建設中の新しい「耐震マンション」だって、「阪神大震災級の
大地震」が来たら、建て替えなければならない程の損傷を受けるでしょう。
…「それでも、日本では、耐震建築なのです!」
如何でしょうか!
今も行なわれて居る、「建設会社への脅迫行為」は、この様な背景と、
一般国民の誤解から生じて来た「犯罪」です。
もし、貴方が「建築クレイマー」で、「怪しげな建築技術者」と、タッグ
を組んで「裁判」を起こしたとしても、「ボロ負け」します!
『数千万円の損害賠償請求をしても、良くて200万円、少なくて数十万円』
しか、取れないのが現実です。
やっと、「裁判所」も分かって来たのです!