『お も て な し …それが、床の間です。』
最近は、「床の間」のある家が減りました。
これは、とっても、もったいない事なんです!
『床の間』こそ、「おもてなしの空間」だからです。
日本建築における、最も重要な、そして、神聖な場所です。
よく、金持ちの家に行くと、訳の分からない「鎧」等が、飾って
ありますが、本当は、もっと、粋な空間なのです!
…古来より、日本人は、「花鳥風月」を住まいにも取り入れる
工夫をして来ました。
「床の間」に、ほんの一輪でも「花」があると、「家の中」と、
「外の自然」が、「床の間」を通じて、一体になるのです。
…ですから、「茶の湯」と共に、「床の間」には、様々な、自然美
が取り入れられ、今に至ります。
…本来は、「床の間」と言うのは、自然を感じさせる場所で
あったり、珍しい茶器を展示する「ギャラリースペース」なのです。
もし、家に「床の間」がありましたら、この場所を、上手に活用
すると、生活が楽しくなります!
間違っても、でかい将棋の駒とか、お仏壇は、置かないで下さい^^