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神の手は力ある働きをする。

 主の右の手は高く上げられ、
 主の右の手は力ある働きをする。

(詩篇118編16節より)

神さまの御心はどこに?~その3~

2020年05月06日 | キリスト教

 先日……というか、確か先月くらいだったような気はするんですけど、テレビでよくある「素敵なお店紹介」と言いますか、「素敵なお店探訪」的な番組を見ていた時のことでした

 何分、その番組を収録したのがたぶん、2か月前とか、そのくらいなんだと思うんですよ。なので、今現在特に飲食店さんは苦しい時にあると思うんですけど……まだ新型コロナウイルスの深刻さがひどくなる前に収録された番組だったので、どこのお店も「普通に」三密といったことを考える必要なく経営のほうをされていた時期のものが放映になっていて。

 それで、ですね。2~3か月遅れての放映ということですから、見ているわたしや他の視聴者さんというのは、もう「コロナおそろしい」状態になっていて、飲食店のほうにもなるべくなら行かないほうがよい……といった精神状態になっているんですよね。

 でも、まだ三密といったことも言われていない頃ですから、お店の方も芸能人の方を迎えてニコニコしていたり、すごく感じが良かったりして――そういうのを収録2か月後とかに見ていて、すごく胸が痛みました

 というのも、「一年前にお店をはじめたばかり」とか、「ちょっとここのところは設備投資にお金かけちゃいました」とか、そんなお話をされているお店の方は、ほんの2~3か月後には今みたいになるってまだご存知ない頃だからなんですよね 
 
 中には確か、サラリーマンというか、会社員として普通に働いて貯めたお金をすべてお店に注ぎ込んだ……といったような経営者さんもいらっしゃったと思うので、今経営のほうが大変なのではないか、また、そうした方というのは日本中・世界中にたくさんいらっしゃるだろうなと思うと、本当に心配というか、わたしが心配してもどうにもならないにせよ、そうしたことを思うと「コロナが憎い」と感じておられる方はたくさんいらっしゃると思います。

 このブログは基本的にキリスト教に関することについて、特にマーリン・キャロザース先生の「(神さまへの)感謝と賛美」、「すべてのことを神さまに感謝し賛美し、祈り聞き従う」といったことを基礎に置き、そのことをメッセージの中心として一番大切にしている……そのことをひとりでも多くの方にお伝えしたいといった趣旨に基づいて運営しています。

 ただ、ですね。わたしもこれまでの人生でそうでしたが、「自分が好まない人との人間関係」、「あるいは自分ではそうでもないけど、向こうからは好まれていない人との人間関係」について感謝し、神さまを賛美する……といったことや、他には経済のことに関して、「~~までに△□円必要!!」ということについては、こと、神さまに感謝したり賛美したり、あるいは祈りの中で「こうせよ」と聖霊さまを通してイエスさまに語られたことを実行するのは、難しいことなわけです(^^;)

 とにかく、教会(旧・主の十字架クリスチャンセンター、現The Light of Eternal Agape教会)で語られているのは、「感謝できないことも、まずは口で告白することからはじめて感謝し、そのことで神さまを褒め称える」ということで、新型コロナウイルスについて言うならば、とりあえずこのことで感謝できることを順に上げて、神さまに感謝し賛美していくわけです。

 その方によって置かれた状況や状態というのは異なりますから、とりあえず形ばかりで心は伴ってなかったとしても、まずは神さまにすべてを委ね、感謝し賛美することからはじめる……というのが、この祈りの基礎にはあるのですが、怒りや不満のほうがどうしても大きくて、口だけでそう告白することさえ難しい……という場合もあると思います。わたしにしても、来月、いや、来月どころか今月の15日とか25日に支払いの期限があって、店にお客さんが来ないので売り上げがまるでなく支払えない――とかだったら、毎日そのことで鬱々としているのは間違いないことなので。。。

 朝起きた時からそのこと(支払いに必要なお金)のことしか頭になく、夜寝る時もそのことでずっと頭を悩ませていると思うんですよね。ただ、他の方(クリスチャン)のお証しを聞いたり読んだりしていて思うのは……「いついつまでにいくらいくら必要だけど、そんなお金、どこからも来そうにない、どうしよう~!!神さま助けてえ~!!」と思い祈っていたら、支払い日の前日、あるいは当日にギリギリ、必要なお金が思わぬところから入ってどうにかこうにか救われた――というお話というのは、実際結構多かったりします(^^;)

 わたしも末までに来月の家賃の支払いがあるのに、支払えない、どうしよう~!!という時になんとかギリギリどうにかなったということは、一度や二度でなく、何度もあります。また、そうした生活費の必要の足りない状態というのが一度や二度でなく、五度も六度もあったとすれば……「そろそろ神さまももう助けてくれないだろう」と感じはじめるのが普通というものです。けれども、神さまはそんな厚顔無恥な者(わたし)の祈りにも常に忠実に答えてくださいました。

 もっとも、お店を経営されている方というのは、なんにしても規模が違うとは思います。テナントの家賃にしても月に7~8万円ならまだ安いほうで、十万円とか十何万円とかもっとそれ以上ということもザラにあると思うんですよね。ですから、そうした方の場合、「いや、国から十万円くらいもらっても、焼け石に水や」ということがほんっっとうに多いと思いますし、そんな時に「神さまにそうしたすべての思い煩いを委ねて祈ろう」なんて言われたら、そんな奴のことは殺してやろうかと思うくらいだと思います

 ただ、マーリン・キャロザース先生の本を読んでいてもわかりますが、お金のことのみならず、娘さんや息子さんの身体障害・精神障害のことなど、「そのことで神になど祈ってなんになる」――と最初は思ったものの、もう祈る以外どうしようもないし、また祈って叶えられなかったところで、自分たちに損になるところがあるわけではない……と思い、今現在抱える問題についてすべて神さまに委ね、その問題があるゆえに困っていることを感謝し賛美した時――その後、とにかく人生の何かが変わっていった……という方というのはとても多い、ということなのです。。。

 とはいえ、わたしもこうしたことを、口に出して誰かに勧めたりするのは流石に憚られますので、陰ながらこっそり祈る……といったことになってしまうのですが、個人的な祈りの効果として、「普段何もない時からの祈りの積み上げ」ということは、実際に困った時に相当力を発揮する――というのは、本当のことだと思っています。

 わたしも最初のスタート地点は、「このことで神になど祈ってなんになる」というところからはじめて、教会でイエスさまを信じる告白をし、聖霊のバプテスマを受けてからの祈り――という、この聖霊さまを通したイエスさまへの祈り、ということがわかってはじめて、「神さまは確かに祈りを聞いてくださる方だ」ということがわかってきました。

 その前までは、仮に祈っても自分の祈りが聞き届けられないのは、神さまがこの世界にいらっしゃったとすれば、この世の70億ばかりもの人々の祈りを順に聞いていったとしたら、わたしの祈りなどは、六十億飛んで七千九百八番目に祈りを聞いてもらえる機会が回ってくる……第一、わたし以上に切実に祈りが聞かれる必要性のある方がたくさんいらっしゃるのに――明日食べるものがない、爆撃で家が焼かれて家族がみんな死んだという方など――そうした人を押しのけて、先に自分の祈りを聞いてもらおうなどとは図々しい……という、これがわたしの神さまに対する、イエスさまを信じる前の神理解でした。

 けれども、今はわかります。イエスさまを信じ、聖霊さまを通して祈るということを知った時から、「祈りの行列に並ぶ必要はない」ということがよくわかりましたし、「祈りが聞かれる」ということと、「祈りが叶えられる」ということの違いというのでしょうか。また、祈りが聞かれても待たされる場合もあるなど……そうしたこともまた、聖霊さまが順に解き明かしていってくださるのです。

 もちろん、日本人の方に聖霊云々といっても、「なんのことじゃろう?」と思われるとは思うのですが、「父と子と聖霊の御名によって」という言葉は、おそらく多くの方がお聞きになったことがあると思います。その聖霊、ということであり、教会でイエスさまのことを信じる告白をし、聖霊のバプテスマを受ける恵みに与ると、驚くほど色々なことがわかってきます。

 日本ではどうしてもエ○バやモ○モン教、あるいは統一教会などのイメージが強いせいで、正統的なキリスト教の教えを守っている教会のほうがどちらかといえばメインではなく、脇に押しやられているようなところがあると思います。わたしもそうでしたが、一度そうしたキリスト教に対する偏見といった覆いが解かれてみると――「ああ、そうだったんだ!」ということがよくわかってくるのです。

 とはいえ、わたしに今月支払わなければならない固定費が80万あったとしたら、そのお金について与えられますようにと祈ったり、神さまに問題のすべてを委ね、感謝し賛美することが出来るか……といったら、まず無理とは思うのです。わたしが経済の必要を満たしていただいたのは、2~3万円とか5~6万円とか、十何万円といった金額ですので、いくら原則的には、神さまにとっては一万円も百万円も同じ、百万円と一千万円も、一億円も十億円も一兆円も同じ、何故なら神さまはこの世の経済についてすべてをその手中に収めておられる方だから――と、頭ではわかっていても、本当に80万円与えられるとは思われず、とにかく祈りつつも、人間的な方策について、あらゆる手段を講じることのほうにより集中するだろうと思います。

 でもとにかく、今は本当に今まで人類が経験したことのないような未曾有の危機と思いますので、たとえばテナントを借りている会社の方が新型コロナウイルスの脅威といったものがある程度過ぎ去るまで待ってくださるとか、何か特別で特殊な方法によって、すべての方が経済的苦境から救われるように祈りたいと思います。

 また、新型コロナウイルスに関して陽性の方がひとりもいなくなるように、発生した時も、「ある日突然その脅威は訪れた」と世界中の人々が感じたように、出来ることならワクチンや特効薬が出来るより速く、「何故かはわからないけれど、新型コロナウイルスの脅威は突如として去った」という魔法のような事態が、神さまの御手によって訪れるようにと祈っています

 それではまた~!!





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