【東方三博士の礼拝】フラ・アンジェリコ
以前、「天職」に関する文章で、「天職」が何かの物にたとえられている文章を読んだことがありました。
たとえば、扇風機なら、人を涼しくすることがその天職であり、そのことに適った機能がすべて備わっているわけですよね。ストーブだったら、人その他の動物を暖かくすることだったり、炊飯器だったらごはんを炊くことが天職、冷蔵庫だったら食材を冷やすことが……といったよ . . . 本文を読む
【祈る少年サムエル】ジョシュア・レイノルズ
これと同じことを思われる方は多いと思います(^^;)
前にも、祈りというか、祈り方に関しては同じことを書いた気がするのですが……神さまに聞かれる祈りというのは、「神さまの御心に適っている」ことと、「神さまの御前に身を投げ出して祈る祈り」です――といったように、教会で教えていただいたことがありました。
あと、ここに付け加えて、「神さまにはなん . . . 本文を読む
【キリストとサマリアの女】ヨーゼフ・フォン・ヘンペル
あなたがたは喜びながら
救いの泉から水を汲む。
その日、あなた方は言う。
「主に感謝せよ。
その御名を呼び求めよ。
そのみわざを、国々の民の中に知らせよ。
御名があがめられていることを語り告げよ。
主をほめ歌え。
主はすばらしいことをされた。
これを、全世界に知らせよ。
シオンに住む者。
大声をあげて、喜び歌え。 . . . 本文を読む
【記憶の固執】サルバドール・ダリ
「時とは何か」と突然聞かれて、答えられる方というのは、極少数ではないかと思います
また、現代を生きるわたしたちはみんな、時計を持っていますし、同時にそうした形で「時」を共有してもいます。でも、今ほど時の概念と言いますか、こんなにもはっきり1分1秒という時をすべての人が共有する前までは――たとえば、中世くらいの欧州の人々であれば、朝教会の鐘の音が鳴れば、農作業 . . . 本文を読む
前回の記事で書いたとおり、わたしがイエスさまを信じる前の死生観でいくと、人生の道のりの最後は生まれてくる前にいたであろう、存在の暗闇のような場所へ、死後にも戻っていくのだろう……といったことでした。
でも、だからといって、人生の始まりと終わりが暗闇に包まれていて、その間の実人生が虚しいとか、そんなふうにはまったく思いませんでした。なんと言いますか、その方がクリスチャンでなかったとしても、人 . . . 本文を読む