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大塚食品発売のドリンクにMATCH(マッチ)というドリンクがあって、その商品標語というかキャッチフレーズが「青春がないのも、青春だ」と聞いて驚きました
ええと、わたしが聞いた話によりますと、こちらのドリンクを飲む層のターゲットっていうんでしょうか。それが割と「若者ターゲット」ということで、わたしもMATCHの味、結構好きなんですけど、一日分のビタミンやミネラルが入ってるから……みたいな理由で買ったことは実は一度もなかったり(^^;)
わたしがそのことを知ったのが、たまたま小学生や中学生の自殺者数が前年よりも増えている――みたいなニュースを聞いたあとのことだったんですよね。小学生というとまだ、青春を経験する少し前……くらいなイメージなんですけど、その前に人生に絶望して死ぬことを選ぶって、どういうことが問題なんだろうなあと思ったわけです。
わたしは不登校肯定派の人間なのですが、それは第一に「死ぬよりは学校行かないほうがいいよ」と根底あたりで思ってることが大きいと思います。「学校へさえ行かなくていいんなら、絶対自殺するほど悩んだりなんかしないのに
」って子はきっと多いんだろうなあと想像するので……でも特に小学生くらいだと、「自分はああ思っていてこうでそうでああだから学校へは行きたくない」とか、まず自分の心を整理して両親に説明すること自体無理なんですよね(それでこれは基本的に中学生でもそうじゃないかなと思う)。
「自殺することを考えるほどではないけれど、学校へは行きたくない」という問題も深刻なものではあるけれど、やっぱり死ぬことを考えるほど……ということになると、今はSNSなどもあるだけに、すごく難しいんだろうなという気がしてます。でも、親御さんにとってつらいのは何より、「何も言ってもらえないこと」だって、悩んでる子にはわかって欲しい……という部分が間違いなくあると思うんですよね。
親に心配かけたくないから、ひとりで悩んで苦しんで、自殺するというその日には、笑顔で「お母さん、今までありがとう」と言って亡くなった小学生の話を聞いたことがあります。これは小学生じゃなくても、二十代でも三十代でも、自殺する方にはあることだと言います。離れて暮らしていて、不意に実家に帰ってきたと思ったら、家の家事とか手伝ってくれたりして、「どうしたのかな」と思って聞いてみても、仕事もうまくいってるとかそんな話しかせず、自殺したあとにわかったことと言えば……その時にはすでにもう会社のほうも辞めていたとか、そうしたことですよね。
青春、というのがどういった定義によって語られるものかはわかりませんし、「今から考えてみたら、あれがうちらの青春ってやつだったよね」みたいに友達と話す場合でも――その言葉の根底にはどこか「青春?ぷぷっ、なんか笑っちゃう
」とか、「青春なんて言葉使うのダッセェよ
」みたいな響きがあるものだけれど、わたし自身はそれが三十代でも四十代でもそれ以降でも……青春と呼べるような幸せは人生にあるものだと思っています。
究極、小学校でも中学校でも高校でもダメでも――それ以降で幸せになれる道はあると思うんですよね。でもそのためには、まわりにどのくらい理解してくれる大人や同年代の仲間のような人がいるかいないか……ということも関わってくるかもしれません。実際、学校ではいじめのようなことがあるし、家ではお母さんが再婚した人がいて何かこっちが居心地悪くなることばかりしてくるし(精神的虐待)、本当の意味での友達もいないし、生きていて何も楽しいことがない……という相談を聞いたことがあります。
やっぱり、ある程度成長して働けるくらいの歳になってたら家を出るという方法があるかもしれなくても、中学生くらいだといたくない家でもいなきゃいけないし、何か相談できる親でもないので、いじめの相談のようなことも出来ない……その場合、わたし自身はやっぱり、自殺することを考えていたとしたら命の電話とか、そうしたサポートセンターのようなところに相談してみるのが一番ではないかと思います。
今はインターネットがあるので、「自殺・悩み・相談」などで検索をかけると必ず何か出てくると思います。電話で話すのが嫌だったらチャット形式のところもあるみたいなので、本当に「抜け道は必ずどこかにある」って信じて欲しいと思う。何もかもすべてうまくいかなくて行き止まりだ――なんていう運の悪い人間は自分だけなんだ……と思うかもしれない。でも、人生で一度もそんな思いを味わったことがない人のほうが、本当は少ないんじゃないかなって自分的には思います。
青春がないなんて、本当はそう大したことじゃないと思う(というか、青春をどう定義するかにもよるというか)。青春なんてあろうとなかろうと、生きていて幸せを掴むことは出来る……そちらのほうが大切なことなんじゃないかなって、個人的には本当にそう思うので。。。
それではまた~!!
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