神の手は力ある働きをする。

 主の右の手は高く上げられ、
 主の右の手は力ある働きをする。

(詩篇118編16節より)

わたしの目にはあなたは高価で尊い。

2016年03月31日 | キリスト教
【五色鶸と桜】葛飾北斎(オールポスターズの商品ページよりm(_ _)m) (前回と同じく、この記事も随分前に書いたものです(^^;)ついで(?)なので、こちらもしてみることにしました)  わたしの目にはあなたは高価で尊い。  わたしはあなたを愛している。  この言葉は、旧約聖書はイザヤ書の第43章4節の御言葉ですが、この聖句が好きなクリスチャンの方はとても多いと思います♪(^^)  で . . . 本文を読む
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ひび割れた油の壺。

2016年03月29日 | キリスト教
【イエスの母マリアとマグダラのマリア】ピエトロ・ペルジーノ (この記事自体は随分前に書いたものなのですが、前の記事に関連して思いだしたので、再び載せることにしましたm(_ _)m)    わたしの持っている新改訳聖書によると、脚注の欄に††キリスト=ヘブル語のメシヤに相当するギリシヤ語。「油注がれた者」の意、とあります。旧約聖書に預言者サムエルがサウルに油を注いで王とした……とあるところを見て . . . 本文を読む
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空っぽのこころ。

2016年03月21日 | キリスト教
(旧約聖書、第二列王記、第4章1~7節より)  預言者のともがらの妻のひとりがエリシャに叫んで言った。 「あなたのしもべである私の夫が死にました。ご存じのようにあなたのしもべは主を恐れておりました。ところが貸し主がきて、私のふたりの子供を自分の奴隷にしようとしております」  エリシャは彼女に言った。 「何をしてあげようか。あなたには家にどんなものがあるか、言いなさい」  彼女は答えた . . . 本文を読む
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存在の乞食。

2016年03月14日 | キリスト教
【盲目の乞食】ローレンス・アルマ=タデマ  信仰を失うのは  地所を失うにまさる  地所は買い戻しも  出来ようが 信仰はそうはゆかぬ  生命と共に  信ずることはただ一度受け継がれるのみ――  わずか一か条でも破るなら  もう「存在の乞食」だ (『エミリ・ディキンスン詩集~続自然と愛と孤独と~』中島完さん訳/国分社刊)  きっと天の御国では    乞食はみんな大会社の社長で     . . . 本文を読む
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でこぼこの十億マイル。

2016年03月09日 | キリスト教
【羊飼いの礼拝】アーニョロ・ブロンズィーノ    救い主ってとても  すなおな紳士にちがいない  小さな友達のために  はるばる寒い日に来るなんて  ベツレヘムへの道は  あのひととぼくが子供の頃よりも  ずっと平らにならされてきた  でなければまだ でこぼこの十億マイルだ (『ディキンスン詩集』新倉俊一さん訳編/思潮社より) そのころ、バプテスマのヨハネが現われ、ユダヤの荒野で教え . . . 本文を読む
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ベツレヘムへの旅。

2016年03月05日 | キリスト教
【東方の三博士の礼拝】ジョット・ボンドーネ  そのころ、全世界の住民登録をせよという勅令が、皇帝アウグストから出た。  これは、クレ二オがシリヤの総督であった時の最初の住民登録であった。  それで、人々はみな、登録のために、それぞれ自分の町に向かって行った。  ヨセフもガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。  彼は、ダビデの家系であり血筋でもあったの . . . 本文を読む
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脳死とラザロ。

2016年03月01日 | キリスト教
【ラザロの復活】カラヴァッジョ  デヴィッド・ボウイさんがさる一月十日にお亡くなりになられました  そのことを知ったのはラジオを聴いていて、だったのですが……そのあと最後のアルバムに収められている「ラザルス」という曲がかかっているのを何度か聴きました。 「ラザルス」といえば、聖書の「ラザロ」のことであり、デヴィッドさんは歌詞の中で「天国にいる」、「自由になる/解放される」といったように歌っ . . . 本文を読む
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