読む日々

テーマばらばらの読書日記

絵本2冊

2010-05-04 | 絵本
 子供の為に借りた本。得田之久・文 久住卓也・絵「むしたちのかくれんぼ」

はらっぱで虫たちが「カブトムシチーム」や「バッタチーム」、「まぜまぜチーム」などに別れてかくれんぼをするお話。鬼はカブトムシチームのミイデラゴミムシ。

虫の特性に従って隠れている様子がおもしろい。絵も可愛い。息子(小2)も喜んで読みましたこの著者で「むしたちのシリーズ」があって、裏表紙にに紹介が。

運動会と音楽会とお祭りと遠足があるようです。機会があったら借りてみようかな。
満足度70

もう1冊は 立松和平・文 伊勢英子・絵 「山のいのち」

昨年?亡くなった立松和平さんの本、夫が立松さんを絶賛していたので、絵本なら取りつきやすいかなと借りてみました。

息子にはまだちょっと早いかな、という感想。お話も、なんだか尻切れトンボって感じで、
いまひとつでした

両親が出張に行ったので田舎のおじいちゃん宅に預けられた静一という少年をおじいちゃんは少年の父の名前で呼んだりします。少しボケているのか、わざとなのかもよくわからないし、おじいちゃん宅の鶏を食べたイタチを捕まえて、殺して肉を川に流して魚のエサにするとか、皮をイタチに見立ててヤマベを追い立てて捕まえるとか、食物連鎖を教えようとしているのかもしれないですが、表現の仕方やお話としての成り立ちがどうもピンと来ませんでした。これは大人向けも回避だなぁ、私は。満足度20