重松清「季節風:秋・少しだけ欠けた月」
春・夏と少し前に読んで、いよいよ秋を読了。冬はもう少し後にしよう。
毎度お馴染の泣けるお話12篇。最初の「オニババと三人の盗賊」がよかったかな。
むかし よくあった小さい文具店が舞台の、店主のオニババと、花火を盗もうとした三人の男の子のお話。オニババがよかった。
私の通った小学校の近くにも似たようなお店があって。おばさんは別にオニババではなかったけど、お話の中の店内の様子が懐かしくて。あのお店は まだあるのかな・・。
表題作は、離婚する両親と一人息子が最後にそろって食べるホテルでの夕食のお話。少し欠けた月
を眺めながら痛む息子の心がせつない。子供は父親が大好きなのに、自分の意思とは関係なく今後の生活は母親と二人きり。母親の友人に「お母さんを守ってね」と言われ、「何から?」と悩んでしまったり。子供にとって、そりゃあつらいよね、親の離婚は。たまに頭をよぎるけど、やっぱり子供の事を考えると躊躇しちゃうかなぁ。
久々に重松ワールドに浸れたので、
満足度は75
春・夏と少し前に読んで、いよいよ秋を読了。冬はもう少し後にしよう。
毎度お馴染の泣けるお話12篇。最初の「オニババと三人の盗賊」がよかったかな。
むかし よくあった小さい文具店が舞台の、店主のオニババと、花火を盗もうとした三人の男の子のお話。オニババがよかった。
私の通った小学校の近くにも似たようなお店があって。おばさんは別にオニババではなかったけど、お話の中の店内の様子が懐かしくて。あのお店は まだあるのかな・・。
表題作は、離婚する両親と一人息子が最後にそろって食べるホテルでの夕食のお話。少し欠けた月

久々に重松ワールドに浸れたので、
