読む日々

テーマばらばらの読書日記

思い出コロッケ

2011-05-11 | 
諸田玲子「思い出コロッケ」

大好きな作家、諸田玲子さんの現代小説。短編ばかり7つ。すべて食べ物(飲み物もあるけど)が題名です。

諸田さんは、向田邦子の脚本をノベライズ化するお仕事をされていたそうで、向田邦子没後25年の企画でトリビュートを提案されて書いた、とあとがきにありました。

なるほど~。確かに1時間ドラマに仕立てられそうな、起承転結のはっきりした、なおかつ人の心の動きがわかりやすく
表現された、読みやすい、いい御話ばっかりでした。

コロッケ・・・家を出た夫が女と住む家の近くまで行く女性の心の変化。
黒豆・・・・・不倫する若い女性が年末年始に帰省した際の、店子のオトコとのちょっとした関わり。
パエリア・・・結構すがすがしい話。恋する若い男の見栄と、分相応にハッと気付く話。
ミートボール・・身につまされた。夫と小さい息子2人と義父母とでハワイを訪れた主婦の、日常の不満とちょっとした冒険。
すき焼き・・・田舎から都会へ出て30年経った男と、その男を訪ねてきた親友。30年の歳月が起こす、人の幸不幸の変化。
シチュー・・ダメンズに恋してる女の子。最後はハッピー。
ペリーニ・・主婦のよろめき(?)と、その両親・父の愛人と、姉との関わり、あれれな結末。


わけわかんない記述ですみません覚書のつもりです。

パパ、お月さまとって!

2011-05-11 | 絵本
昨年6月にも記述あり。エリック・カールの絵本です。


昨日図書館へ息子を連れていったら「どうしても、これ、借りたい」と。

「前にも借りたよ?」と言ったんだけど、まるで覚えてない様子。
ま、いっか。

前回は私が全部読み聞かせたんだけど、今回は全部一人で読み、何度も何度も繰り返し眺めてました
成長したのかな・・・?

どんど晴れ

2011-05-11 | 映画・ドラマ
後編見て、書くの忘れてた。

連ドラの際、大女将から女将に手渡された空の玉手箱を受け取った夏美が、その意味をサラリと答えるまでのお話。


各登場人物の個性をしっかりと活かした物語りで、とても面白かったけど、「進展」という意味では不満足かな。「その後」という意味ではよくわかった。

夏美の成長と、加賀美屋の「おもてなしの心」は時代が変わっても不変なもの。それは納得できました


でも・・・盛岡に戻った征樹の父親(奥田英二)はどこ行った?
あと、じゃじゃ麺を食べさせてくれたイーハトーブが出てこないし、そこのマスター裕二郎と娘は??
スケジュールが合わなかったのかなあ。

でも長門裕之の役は別な人がやっていたしね。必要なら登場させる事はできるはずなのに。
もっとも横浜の夏美の家族も誰も出てないし、わずかな時間のスペシャルでは出しきれないのか・・・?
そのわりに リュ・シウォンは出てたけど。これこそ不要な気もするけどね。

と、まあ、大好きだったドラマゆえにいろいろ文句も出ますが、あくまでも大好きだからこそ。
さらなる続きもありそうな気配だったので、次に期待したいです。

あとあと、夏美と征樹の間の子どももまだだったし女将修行で忙しいから、産んでるヒマがないんでしょうかね。
次のスペシャルに期待します。

NHKの朝ドラのスペシャルといえば「私の青空」と「ちゅらさん」。
どっちも夢中で観てました。私の青空の子役の子、大きくなっただろうな。深浦加奈子さんが亡くなったから、もう続きはないのかな。。


亡くなったと言えば「ちゅらさん」も、スーちゃんが亡くなっちゃって。
キャンディーズが解散した時は小学校低学年だったけど、ピンクレディーより好きでした。歌がよかった。
ちゅらさんも もうスペシャルはないんだろうな。寂しい。


なので、頼みますよ「どんど晴れ」。どんどん元気な夏美を見ていきたいです
あ、たとえば同じNHKだし、夏美の子どもが「おかあさんといっしょ」のファンで、盛岡でのコンサートに行きたいけど
チケット取れず、だけど出演者が加賀美屋に泊りに来て大喜び、とかいう企画どうですかね
現役兄姉では無理だろうから、そこはゆう兄しょうこ姉で、とか。・・・・もちろん冗談ですよ