海峡の南
2011-08-11 | 本
伊藤たかみ「海峡の南」
親が北海道出身の洋と、ハトコで恋人?の歩美が、洋の祖父の死期が近いという事で「ナイチ」から紋別の父の実家まで行くところから始まり、子供の頃から思春期までの回想と共に、行方不明の父との思い出が語られている。
思い出、って言ったって、めちゃくちゃな父親とのめちゃくちゃな思い出なんだけどね。
祖父の死に際し、父親はどこからかその事を嗅ぎつけて、遠くから葬儀を見守っていたみたい。
「海峡の南」は、津軽海峡をはさんで内地の事なのかな。
作者は兵庫県出身だけど、もしかして本当に親が北海道出身?という位、北海道の人達の事情に詳しいなあ。
満足度70
親が北海道出身の洋と、ハトコで恋人?の歩美が、洋の祖父の死期が近いという事で「ナイチ」から紋別の父の実家まで行くところから始まり、子供の頃から思春期までの回想と共に、行方不明の父との思い出が語られている。
思い出、って言ったって、めちゃくちゃな父親とのめちゃくちゃな思い出なんだけどね。
祖父の死に際し、父親はどこからかその事を嗅ぎつけて、遠くから葬儀を見守っていたみたい。
「海峡の南」は、津軽海峡をはさんで内地の事なのかな。
作者は兵庫県出身だけど、もしかして本当に親が北海道出身?という位、北海道の人達の事情に詳しいなあ。
