読む日々

テーマばらばらの読書日記

スコットランドの早春

2011-08-12 | 
「スコットランドの早春」ロザムンド・ピルチャー作/中村妙子 訳

軽く読める程度のボリューム。

結婚をまじかに控えた20歳の女の子が主人公(20才ただ、この小説は70年代に書かれた模様)
実母を亡くした後、父とギリシャに移り住み、その地で父は再婚。なのに父が亡くなり、継母と弟と3人でロンドンへ。
そこで継母は再婚。このたび継母とその夫はカナダに転勤。その前に自分は継母の弟と結婚することになり、11歳の弟はロンドンを離れたくないのにカナダへ行くことに。
そこへ行方不明だった兄から手紙が届き、「スコットランドのホテルで働いている」と。
弟は、兄がロンドンへ戻り、自分と暮らせばいいんだ!と思いつき、姉を言いくるめて無断で2人スコットランドへ向かう。

世間知らずな二人は、早春のスコットランドの気候を知らない。途中、大雪に見舞われ、走行不能に。
そこで助けてもらったオリヴァと恋に落ちるまでの1週間。


いやあ、面白かった。
最初に出てくる婚約者の表現を見て、「コイツとは結婚しないな」と思ったら、やっぱり。
だって全然魅力的じやないんだもん。いい人だけどさ。

最後はオリヴァと主人公が結婚の約束&弟も一緒に、と言ってくれてハッピーエンド。
いや、先は読めたんですけどね。でもよかったです。

兄を亡くしたオリヴァの心。11歳の少年に癒される周囲の人々。オリヴァと結婚する満々の隣の家の娘。
短い期間に様々な登場人物が色々考えて動いていく・・。


20歳かあ。いいな、未来が開けてて。って、しょーもない感想を抱いてしまった
今の意識のまま、17歳位に戻って、違う世界を生きてみたい気がする今日この頃。
でも、息子と会えないと思うと寒気がするから、同じ人生を歩むのかなあ、やっぱり・・。


満足度85

帰宅

2011-08-12 | 雑感
息子、無事帰宅。
コーチより、初日、少しホームシックになったとのこと。そっかそっか、可愛いねえ

でも「とっても楽しかった」と、喜んでいたので、行かせてよかったです。
ブログで様子もこまめにわかって、とても有難かった。
1年生も何人もいたそうで、すごいな~。


「おかーさんにプレゼント(お土産)あるから、お家帰ったら、目をつぶってすわってねそしたら渡すから

そしてもらったのが・・・

どでかい、ケータイストラップです。
このゾウ、息子が生まれた時に友人からプレゼントされたぬいぐるみと一緒です。
赤ちゃんの時、よくニギニギして眠りについていたんですが、いつのまにかどこかへいっちゃって。
息子は憶えてないんですが、潜在意識の記憶にあったのかちょっとビックリしました。

早速、ストラップ付け替え。

おとーさんには「せんべいと豆」・・・と思ったら「豆せんべい」でしたなんで・・

自分へのお土産が一番多かったのは御愛嬌。
そして先週あれだけ世話になったじーちゃんへのお土産はなし。
夫が「おとーさんはいらないから、これをじーちゃんにあげろ」と言い、じーちゃんに一所懸命メモを書いてました。
うーん。じーちゃんも食べるかどうか微妙ですが