柴崎友香「また会う日まで」
25才の有麻が主人公。大阪から休暇をとって東京に遊びにきている1週間の出来事。
大学の写真部時代の仲間 しょうちゃん♂
同じ会社の東京支社に以前勤めてて、今は駆け出しの女優 りか
有麻が高校時代 なんとなく特別に思っていて、今は東京で会社勤めをする鳴海
有麻や鳴海の高校の後輩で、鳴海のストーカーみたいな女の子 凪子
が、主な登場人物。
なんか、いいなぁ、このお話。世代が私とはまるっきり違うから、懐かしさとかそういうのは感じないんだけど、でも出てくる人がみんな好い人で、大きな事も、何もおきないけど、淡々と流れる日々がいいなぁ、と。
あと、途中で取引先のドイツ人に付き合ってはとバスツアーに参加するんだけど、自分まで一緒に東京見物したみたいな気持ちになれました。
鳴海君との、お互いが感じる不思議な関係も、あり得るかなぁと思ったし。
お互いが思いあうってことは、口にしなくても自然とわかるものだよ、みたいな しょうちゃんの台詞に、なんとなくハッとさせれました。
そうかなぁ、わかるのかなぁ、と思いつつ、そうかもね、って。
口には出来なくても。
満足度85
25才の有麻が主人公。大阪から休暇をとって東京に遊びにきている1週間の出来事。
大学の写真部時代の仲間 しょうちゃん♂
同じ会社の東京支社に以前勤めてて、今は駆け出しの女優 りか
有麻が高校時代 なんとなく特別に思っていて、今は東京で会社勤めをする鳴海
有麻や鳴海の高校の後輩で、鳴海のストーカーみたいな女の子 凪子
が、主な登場人物。
なんか、いいなぁ、このお話。世代が私とはまるっきり違うから、懐かしさとかそういうのは感じないんだけど、でも出てくる人がみんな好い人で、大きな事も、何もおきないけど、淡々と流れる日々がいいなぁ、と。
あと、途中で取引先のドイツ人に付き合ってはとバスツアーに参加するんだけど、自分まで一緒に東京見物したみたいな気持ちになれました。
鳴海君との、お互いが感じる不思議な関係も、あり得るかなぁと思ったし。
お互いが思いあうってことは、口にしなくても自然とわかるものだよ、みたいな しょうちゃんの台詞に、なんとなくハッとさせれました。
そうかなぁ、わかるのかなぁ、と思いつつ、そうかもね、って。
口には出来なくても。
満足度85