緋友禅
2012-07-17 | 本
北森 鴻「緋友禅 旗師・冬狐堂」
店舗を持たない骨董屋を旗師というらしく、その旗師が冬狐堂、宇佐美陶子。骨董を巡る様々な事件に巻き込まれる、連作短編。
最初は長編小説だったみたいで、そこからシリーズ化。この緋友禅の後に出た物を読んだ事があるかも・・。
陶鬼・・・・萩焼を舞台に、一人の骨董屋の死の謎が明かされる。萩焼の土の秘密がテーマ。
「永久笑み」の少女・・・・ある作家の小説の記述から、23歳の女性失踪事件の謎を解く。古墳破りがテーマ。
緋友禅・・・・素晴らしい緋色を出す、友禅の処方で作られたタペストリーが作者の死とともに紛失。その行方。古来の友禅の描き方がテーマ。
奇縁円空・・・円空の掘った仏像の真贋を巡り人が死ぬ。円空の悟った境界がテーマ。
どれも、わくわくドキドキして読めました。陶子に助けを求める刑事二人組がいい味だしてる。
最初のシリーズから読みたいな、と思います。
満足度90
店舗を持たない骨董屋を旗師というらしく、その旗師が冬狐堂、宇佐美陶子。骨董を巡る様々な事件に巻き込まれる、連作短編。
最初は長編小説だったみたいで、そこからシリーズ化。この緋友禅の後に出た物を読んだ事があるかも・・。
陶鬼・・・・萩焼を舞台に、一人の骨董屋の死の謎が明かされる。萩焼の土の秘密がテーマ。
「永久笑み」の少女・・・・ある作家の小説の記述から、23歳の女性失踪事件の謎を解く。古墳破りがテーマ。
緋友禅・・・・素晴らしい緋色を出す、友禅の処方で作られたタペストリーが作者の死とともに紛失。その行方。古来の友禅の描き方がテーマ。
奇縁円空・・・円空の掘った仏像の真贋を巡り人が死ぬ。円空の悟った境界がテーマ。
どれも、わくわくドキドキして読めました。陶子に助けを求める刑事二人組がいい味だしてる。
最初のシリーズから読みたいな、と思います。
満足度90