読む日々

テーマばらばらの読書日記

ビンのなかの手紙

2013-03-07 | 絵本
「ビンのなかの手紙」クラウス・コルドン作 デトレフ・ケルステン絵 高柳英子訳


大好きなクラウス・コルドンの児童書。東ベルリンに住む男の子が、シュプレー川に流したビン入りの手紙を、下流の西ベルリンに住む女の子が拾ったところから芽生える友情のお話。

男の子はマッツェ。仲良しの男の子ピプシュがいる。
女の子はリーカ。仲良しのトルコ人の男の子ボブがいる。

手紙を読んだリーカが、速達で返事を出してくれるが、東側の工場に勤務し、出世を望んでいるマッツエの母は怒り狂って手紙を破いてしまう。
しかし、その行動をよしとしない父が屑かごから広い集め渡してくれる。

また返事をかくマッツェ。手紙は、ボランティアで行っている御爺さんの家に送ってくれと。

その後なんと電話でやり取りをし、夏のミュゲル湖で落ち合う作戦を立てる・・・。


これ、なんとベルリンの壁崩壊前に書かれた物語りです。
本の中で、おじいさんは、「自分が生きてる間には東西統一はない」と言いきっていて、でも子どもたちが大人になる頃には・・と期待してますが、なんとこの本が書かれた2~3年後に壁は取り払われるんですよ。

すごいなあ。世の中って、何かのきっかけでババっと一息に変わったりするんだなあ・・・。


それにしても、冷戦中の東西での往来は本当に大変だったんだなあ、と感じました。
同じ民族でしかも同じ市民で、すぐそこに住んでいるのに、しかも一般市民間には敵対の心などないというのに、長い間なんと理不尽な目に市民はあっていたのか。

「みんな仲良く」とどこでも教えるのにね。


一気に読み終えてしまいました。息子にも読ませたいけど、ムリだろうなあ

久々に見学

2013-03-07 | 雑感
息子のサッカースクール。水曜日、昨年は会社帰りに欠かさず見てましたが、今年度は開始も遅いし、バスで行ってバスで帰宅させていて、2回しか観にいってなかったです。

が、コーチも代わったし、どんななんだろ?と昨日見学に。



月曜日は今一つ、腰が引けている感じであまり楽しそうじゃない息子。
水曜日は活き活きしていてちょっと安心しました
シュートも決めれていたし


来年度は月曜はヤメにして、スクールは週1に戻します。
あまりのオバカっぷりに、さすがに母は焦りが出てきました。算数・国語の塾に入ります