読む日々

テーマばらばらの読書日記

海に向かう足あと

2017-06-08 | 小説・現代
「海に向かう足あと」朽木祥



神奈川の湾に係留されているヨットのクルー達。小笠原諸島の素晴らしい島をスタート地点に行われるレースの準備で島に泊まり準備をする。残るクルーメンバーや、応援に来るはずの家族、恋人が現れない。その日、東京で起こっていた出来事とは。


怖い。怖すぎる。
その日までの生活が丹念に描かれているので恐怖は尚更。

今の日本に対し、痛烈な警告の書という気がします。

満足度は番外。けど、読んで欲しいな、たくさんの人に。