「ルチアさん」高楼方子・絵:出久根 育
たそがれ屋敷に住むのは奥さまと娘二人とお手伝いさん二人。
ある日、可哀想なルチアさんも通いのお手伝いさんとして雇われる事に。
可哀想なはずなのに、水色の卵みたあなルチアさんは、いつもキラキラ楽しそう。
自分たちの持っている、外国を航海しているお父様からもらった水色の宝石にそっくりなルチアさんの秘密を知るため後をつけた二人は、ルチアさんの娘と知り合う。
ある日の夜中、三人でこっそりルチアさんの台所を覗くと、なんとルチアさんは、あの宝石そっくりの、柔らかそうな実を水に溶いて飲んでいた!!
月日は流れ、勉学に目覚めた姉小路スゥと、知らないもの、遠いものを夢見るルゥルゥは、全く年取らない違う人生を送っていた。そこへ、ルチアさんの娘があの宝石を持って40年ぶりに訪ねてくる。
娘さんが出した結論に不覚納得するスゥ。異国の地をおそらく1人さまよういもうとを思う。
なんだか愉しくてワクワクしてムネガ締め付けられるお話で、一気読み。私もここではないどこか、を夢見る癖があるから、ルゥルゥに共感(笑)
たそがれ屋敷に住むのは奥さまと娘二人とお手伝いさん二人。
ある日、可哀想なルチアさんも通いのお手伝いさんとして雇われる事に。
可哀想なはずなのに、水色の卵みたあなルチアさんは、いつもキラキラ楽しそう。
自分たちの持っている、外国を航海しているお父様からもらった水色の宝石にそっくりなルチアさんの秘密を知るため後をつけた二人は、ルチアさんの娘と知り合う。
ある日の夜中、三人でこっそりルチアさんの台所を覗くと、なんとルチアさんは、あの宝石そっくりの、柔らかそうな実を水に溶いて飲んでいた!!
月日は流れ、勉学に目覚めた姉小路スゥと、知らないもの、遠いものを夢見るルゥルゥは、全く年取らない違う人生を送っていた。そこへ、ルチアさんの娘があの宝石を持って40年ぶりに訪ねてくる。
娘さんが出した結論に不覚納得するスゥ。異国の地をおそらく1人さまよういもうとを思う。
なんだか愉しくてワクワクしてムネガ締め付けられるお話で、一気読み。私もここではないどこか、を夢見る癖があるから、ルゥルゥに共感(笑)