読む日々

テーマばらばらの読書日記

大掃除

2011-08-27 | 雑感
夏休みもこの土日で終了。宿題は完璧じゃない・・・けど、
気温もだいぶ過ごしやすい温度だし、今しかないってんで、息子と二人、朝9時から11時まで、2時間
大掃除をしました

私がベランダの掃除をする間、息子は玄関の靴を片づけ、下駄箱の上を拭き、タタキを掃いてくれました
その後もリビングを片づけたり、ゴミ箱を水洗いしてくれたり、大活躍
仕上げに息子は自分の机を綺麗にし、私はお風呂場を徹底的にこすり、完了


まだまだやりたいけど、体力がもたない
今、二人でお茶して、休憩中。

でも気になってた場所がだいぶ改善されてスッキリした~。
これで心おきなく新学期を迎えられるわ

空き家再生ツアー

2011-08-26 | 
「空き家再生ツアー」岸本葉子


50歳前後の独身女性6人が主人公の連作?短編。
前に出てきた人や店が、後のお話でちょっとずつ被ってきたりする。


・「明日も歩く」幸子という保険会社庶務勤務の女性。今までうやむやに逃れてきた営業研修に突然2週間行かされる羽目に。
真面目に辞めようかと一瞬悩む辺りが切ない。→私も、異例の異動で今の部署に来たので、現場研修がうやむや        なってたりするどっきり。

・「温泉日和」 治子という、9年間の不倫を、ある時相手が死んでも気づかないまま連絡を待つのがつらい、だったらキッパリ
さよならしたい、というワリに、自分はフェイドアウトしちゃった女性。陶芸仲間と温泉に。その人達との関わりで、独身アラフィフにはいろいろあるんだという事を感じとる。→いまいち、何が言いたいのかよくわかんなかった

・「分別さかり」頼子という、祖母と母の介護生活を終えて独り暮らしを始めた女性。上に出てきた陶芸教室に通う。(ただし温泉には行ってない)。同じ教室に通う、妻を亡くして母と娘と暮らす男性が気になりだす。→ストーリーよりも男性の仕事であり、頼子が学ぼうとしている「心理学」が、私も同じような思考回路で勉強したいな、と思って調べていて、同じような情報に出会ったばかりだったからビックリした

・「多生の縁」 朋子という、百貨店勤務の女性。上顧客のところへ謝罪に行ったら、その本人の葬式を老人ホームで始める時だ った。娘と勘違いされて・・・。→これが一番よかった。ホームの理事の女性がすごくいい。

・「長女の春」 直子という妹夫婦に父親の世話をさせっぱなしの女性。最初の話の幸子の友人。父親への親孝行のつもりで高級料理店の予約を取るけど、そんなのは親孝行じゃないって気付く。→私も長女。そして夫を亡くした妹が実家のすぐ近くに住んでたりする。なんだかこの長女のようになりそうだわ


・「空き家再生ツアー」篤子という、長く付き合った男とどうするか決めかねてる女性。東京から、(たぶん)尾道へ、移住を計画する為のツアーに参加する。→歳を取って、丘の上の一人暮らしってどーなんと、余計な心配をしてしまった私は新潟がいいです。でも歳とったら、山に住みたい。今は海の近くだけど、雨降りに木々の匂いがまったくしない環境がなじめません。山のふもと辺りに土地を買って、小さい畑で野菜や花を作ったり、山に入って森林浴したりする生活が夢。

なんだかんだと楽しく読めました。満足度85

トッポッキ

2011-08-25 | 雑感
韓国で購入した、レンジでチンする「トッポッキ」。お餅の軽食です。

甘辛いのかな、と思って食べてみたら、かなり辛い美味しいんですけどね。
一人で食べきれる量じゃなかったです。
子供にも夫にも 拒否られて悲しい

パッケージ


中身。食べかけですみません

夜、野菜を貰いに実家へ行き、帰りに妹宅へ寄りました。
中学1年の甥っこが目を輝かすので、「何」と聞いたら

宿題手伝って

と来た・・・。

息子のもロクに見れないのに、一時間も手伝ってきました。おーーーい。
休みも残り少ないのに、部活の遠征もあって、完全アウトだそう

小学校とは量が違う、密度が違う。と嘆いてました


赤い髪のミウ

2011-08-25 | 絵本
「赤い髪のミウ」末吉暁子・著/平澤朋子・絵

産経児童出版文化賞・フジテレビ賞受賞作品

読みたかったのを、図書館で見つけました

学校からはみ出た子どもたちを留学生として受け入れる、沖縄の神高島が舞台。
東京で、イジメに遭い、妹を傷つけ引きこもり、自ら進んでこの島へやってきた航が主人公。
先に留学していたミウとの関わりを通し、島に伝わる伝承や不思議な出来事を現実のものとして描きつつ、
航の成長が表現されています。

小学校高学年から、じゃないと少し難しいかも。

今の子どもたちが抱える様々な悩みが、直接的ではない形で(現在進行形ではなく過去を振り返る形で)迫ってきて
いろいろ考えさせられました。
島にも似たようなイジメも存在しますが、それはきちんと排除されていきます。あくまでも留学なので、周囲に迷惑をかけ続けるヤツは送り返されました。

沖縄の自然がすごくいいです。
実在の島、実在の山村留学の学校がモデルとのこと。
こんなの読んじゃうと行きたくなるなあ。

登場人物も出てくる海も林も、そして食べ物も、みんな魅力的でした。
小学生が読んで、「いつか行ってみたい」とか思って、で、何年か経って一人で旅行できる年齢になって訪ねたりしたら
いいよなあ、と思ったりしました。

満足度90

セカンド・ラブ

2011-08-24 | 
乾くるみ「セカンド・ラブ」

発行から1年経ってるから、ネタバレしてます。しかも最初から。



1983年元旦に知り合った、正明と春香。
序章は結婚披露宴から始まりますが・・・

この2人の、ではなかった。
正明は幽霊として、春香と自分の同僚の結婚式を見ていた。


怖すぎる・・・。

春香の出生に秘密があり、秋田に双子の姉妹がいたんだけど、それを利用して正明を騙し、大学院生の顔とパプのホステスの顔を持っていた春香。

ほんとは春香であるミナの嘘を真に受けて、どちらにも惹かれていく正明。
最後は謎を確認しに秋田まで行き、ミナはとっくに亡くなっていた事を知る・・。

女は怖いなあっていうか、この春香って女と正明の同僚の紀藤って男、すごくイヤ。
最後は春香と正明が結婚するんだ、って思って読んでいたから、それなりに面白かったんだけど、
最後に出てくる春香と紀藤がもう・・ダメ。気持ち悪い。

なので、面白いんだけど、満足度は50。