ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

人間ドック

2006年03月03日 23時43分44秒 | 最近の出来事

人間ドックに行ってきた。
毎年、年1回この時期に行ってるのですが、
これは昔、
トライアスロン申込に医師の診断書が必要だった頃からの名残なのだ。
「負荷心電図等による診断の結果、
トライアスロン競技出場を妨げる所見はない」
医師によるこの旨の診断書が
ほとんどの大会の申込みに必要だった。
しかも大会によっては原本が必要だったので、
そんな大会に申し込む際はその都度、
多大な手間と多額の費用を払って
診断書を手に入れなければならなかった。
こんな申込方法ばかりだったら
間違いなくトライアスロンの発展、普及は望めないだろうと思っていたら、
徐々に緩和されて、
7、8年前くらいからは、
コピーでも可とする大会が増え始めた。
しかし、
それにしても少なくとも
年に一度は受診と診断書の作成が必要だったので、
それを人間ドックの結果表で代えられないかと問い合わせたら、
たいがいの大会がそれでもかまわないとの返事だったので、
以来人間ドックは
トライアスロン申込が始まる前の
この時期に受診するようになった。
とまあこういう理由なのだ。

最近は
トライアスロン人口も伸び悩みの状況にあり、
そのことを反映して、
申し込みの条件もさらに緩和されてきている。

すべて自己責任でということになり
診断書を必要としないばかりか、
大会会場の風物詩であった
バイクの検車さえも必要で無くなってきているのが現実だ。

よーいしょっと。

トラのことはまた別の機会に書くとして、
話をドックに戻そう。
受診したのは、新大阪のとある機関。
朝からラッシュにもまれ、
間違えて女性専用車両に乗らないように気をつけて地下鉄に乗車。
この女性専用車両というのも・・
いや、やめとこう。
今日は人間ドックの話だ。

ようやくたどり着いた施設で受付を済ませると、
そこからはベルトコンベアに乗ったみたいに、
各項目の検査が続いていく。
ちょっとここには書きづらい項目は省きながら、
順を追って書いてみよう。

採血
僕が当たったのは年齢から見て、
3人いた看護師の中でも一番のベテランさんだった。
注射はやっぱり慣れた人がいいね。
前回は若い看護師さんで、
それだけで喜んでたら
針を刺してから血が出ないので、
刺したままグリグリされて痛い思いをしたことがあった。
今日のベテランさんは座るやいなや、
「アルコール消毒しますが、
アルコールで気分悪くなったことありますか」と聞いてきたので、
「アルコールを飲んで気分がよくなることはしょっちゅうです。」っていったら、
「そら私もや」と言うてはりました。
ノリのいい人でしたな。
ま、こんなこと言う親父ばっかり相手しているんやろうけどね。
注射は見立てどおり大変上手でした。

超音波検査
これ、これ。これが苦手なんです。
お腹やわき腹をグリグリされて
くすぐったいことこのうえない!
いつも「うひょひょ~」と悶え苦しんでいます。
おまけに女性の技師さんが覆いかぶさるようにして検査するでしょ。
そこへ「うひょひょ」ですから、
すごい絵になってるような気がしますな。

血圧測定
ここんとこ家の機械や、
かかりつけの医者で高めの値が出ることが多かったので、
少し緊張したらやっぱり高い数値が出た。
ここもベテランの看護師さんだったので、
去年の結果と見比べながら、
大きく3回深呼吸してくださいといわれ、
言うとおりにした後、再測定。

下がった。

血圧ってちょっとしたことで上下するんやねえ。
ときどき血圧の数値が高くなるくらいの症状なので、
検査結果には「トキメキ症候群」て書いてくれないかなあ。

視力検査
「⊂」だったら右、
「⊃」だったら左
って答える例の検査です。
この検査は、
モチベーションの高低でずいぶんと結果が変わるよなあ。
見てやろうという意思が強ければ見えてくるし、
どうでもいいやと思ってたらすぐに
「わからない」と答えてしまう。
今回は、かなり目を凝らして見たら、

結構見えた。

こんな風に、気持ちで変わる検査なんておかしいなあて思って、はっと気づいた。
そう、気持ちも含めて視力なんやと思えばいいんや。
物事を一生懸命見ようとする力も視力の一部なんやね。

バリウム
ってこれは検査の名前やないし。
でもまちがいなく、
人間ドックのメインイベントではある。
レントゲン台に立ってまず飲むのは、
おなかを膨らます炭酸の顆粒。
「ゲップは我慢してくださいね」と言いいながら渡される。
もうこのときは、
ゲップて我慢できるんかいなと思っているので、
「じゃあ、現金一括ですか」
って返す余裕もない
(そら「月賦」や)。

それからバリウムを2回に分けて摂取。
飲んでみると、
案の定さっきの炭酸の影響でこみあげてくるゲップを止めることが出来ずに、
口にとどめてもう一度空気を飲み込んでみたりするのだが、
やっぱり
X線はごまかせないなあ。
「すみません、もう一回飲んでください」
と再度顆粒を渡されると、
こんなことならさっき思いっきり
ゲップしたら気持ちよかったのにって思ってしまう。
炭酸顆粒を2回飲むのは毎年恒例となっており、
今年こそは一回でと思うのにいつも徒労に終わるのだ。
レントゲン台は、前後左右上下と自由自在に動く。
その上で僕らは右を向いたり、
左を向いたり、回転したり。
時には、頭が下になってさかさまになることもある。
お年よりはどうしてるんやろなあ。

身体測定
身長は、やったあ、3mm伸びた。
まだまだ思春期?
相当無理あるし。
体重は、う~ん、減量せななあ。

体脂肪率

が~ん、が~ん、が~ん。
(ん?ちょっと前にこんなんあったな)

肺活量は、ま、これはあんまり変わらずということで。
あと、測ってほしいのは最大酸素摂取量かなあ。
とそんなことを考えてたら、
ここで、また例の脳みそチクチクの発作が起こった。

身体測定で、
あと、垂直とびとか、骨密度とか、左右バランスや負荷心電図なんかを測って、
身体能力からその人にあった生活習慣や練習方法をアドバイスする

「マラソンドック」

そんなんあったら面白いのになあ。
2泊3日くらいで、合宿しながらやるやつで、
案外楽しく健康と向き合えるのでいいんやないかなあ。
僕が医者やったら絶対するんやけどなあ。
あかん、ネットでこんなん書いたら、
アイデアをパクられるかもね。

総括
まあ結局この日に出た結果から見る限りでは異常なしということでした。
ぼちぼち休養期間を終えて動き始めよっと。