ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

吹けば飛ぶよな

2006年03月21日 17時34分27秒 | 最近の出来事

親父の囲碁の腕前は尋常じゃない。
自分で囲碁教室を開ける資格を持っているらしい。
80歳を過ぎてもなお
近所の碁会所に通っては囲碁を打ち続けている。
そんなんだから、将棋も滅法強い。

子どもの頃、
親父と将棋を指して勝ったためしはなく、
また全然勝てる気もしなかった。
まるで赤子の手をひねるようなもので、
せがれといえども全く容赦せず
いとも簡単に撃沈していたものだ。
そんなことだったから、
僕も負けてばっかりの将棋から
次第に興味がなくなっていったものだ。
親父が強すぎるのも考えもんですな。
だから、僕は息子に対して
ダメ親父を演じてやらないといけないのだ、ハハッ。

それはさておき、
最近そんな将棋に対して再び少し興味を持ち始めた。
最近といってもきっかけは古く
そうあの羽生君が日本将棋会の
(日本以外に将棋が指されているのか知らないけど)
全7タイトルを制覇するという偉業を達成した頃から、
よく新聞の将棋欄を見るようになった。
といっても、
最初の1手目が7六歩かどうか確認するのと、
終了図のみを見ているだけ。
将棋の心得がある人なら
初手はほとんどが7六歩の筈。
もし、プロの差し手がそれ以外だと
きっと注目の棋譜になるだろうから
一応チェックだ


それから、中盤の攻防などは見ていてもよくわからない。
たまに、「好手○四銀」などという記事が載っていたりするけど、
その手のどこが好手なのかさっぱりわからない。
ただ、見ていてかろうじてわかるのが、

終了図

プロの対戦が最後の詰みの形まで行くことは皆無。
たいていは詰みの形の10手くらい手前で終わっていることがほとんどなので、
その終了図から先を考えて、
なぜ投了(負けをみとめること)をしたのかを考えてみるのだ。

これがなかなか詰め将棋となって楽しい。
棋譜を最初から全部追いながら確かめていくほど、
興味も時間もないけど、
最後の終了図以降くらいなら、
駒を並べて
少し考えてみようかなあって思いますやん。
それが、王将や名人のタイトル戦なんかだとなおさらね。
終了図と記された盤面のなかには、
なんでこれで負けやねん、
もっと粘れるやろと思うときもあったりする。
そんなときはたいてい解説に、
勝ったほうの玉には「詰みはない」とか
負けた方は「一手一手追い詰められるだけ」みたいに書かれてある。

げせん!

マラソンなら40km地点で
100m離れていても、
追いつき追い越して逆転する弘山のような例もあるやん。
最後まであきらめるな、
と棋譜を見て言いたくなるときもあるんやけど、
ま、僕ら凡人の将棋力で詰みがわかるくらいなら、
とっくに投了しているということやろね。

さて、3勝3敗の五分で迎えた王将戦7番勝負、
羽生がタイトルを死守するか佐藤棋聖が奪取するか、
今日と明日、佐渡島で最後の戦いが繰り広げられている

ああ終了図を早く見たい~

そして最後にもうひとつ

強いねえ、王ジャパン!

贔屓目な分を差し引いても
日本が一番いきいきしてたな
いろんな意味で
日本が主役だったんじゃないですか

WBC

時事ネタとしてこれは
やっぱり入れておかないとね o(^')b

今日は日本ベースボール界の歴史的な一日でしたな