ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

風邪の合間に

2009年03月07日 21時01分03秒 | 生活

熱にうなされると
実に変な夢を見る。
風邪の引き始めに読んだ本
(しあわせの書)の
イメージが強くて
夢の中に登場人物が現れたり
自分が登場人物になったり
挙句に、
ページの仕掛けに
勝手に苦労してみたり。
気がついたらうなされている。

これはいかんと思い
今日は娯楽漫画を読むことにした

ゴルゴ13

う~ん、これも
狙撃されたり、狙撃したりと
うなされるという点では
ミステリー小説と
あまり変わらんかなあ。

この漫画は、
ビッグコミックに連載されていて
もう40年近く続いているはずだ。
主人公のゴルゴ13も
デビュー当時30歳だったとしたら
もう70歳くらいになっている。
下手をしたら、介護が必要な
お年頃だ。

そこで、ただ読むだけではなく
もしも
ゴルゴ13が介護を受けたら・・・
を想像してみた。


長年の無理がたたって
晩年は車椅子生活を
余儀なくされ、
デイケアサービスに通っている
ゴルゴ13。
その日々の一部を
切り取ってみた。

ヘルパーA
「はあい、ゴルゴさん風呂に入りましょうね」


ゴルゴ
「俺の後ろに立つんじゃねえ」

「え~、でも後ろから支えないと
風呂にはいれませんからね、はい
では次に手を貸してください」

「俺は利き腕を他人に預けるほど
お人よしじゃねえ」

「はいはい、そんなわがままを言わないで
服を脱ぎましょうねえ、あ、その前に」

「おっと、ポケットに入れたその手を
動かすんじゃねえ」

「鼻紙を出すだけですから、鼻がたれてるでしょ。
さあ脱ぎましょうね。
あら~、ゴルゴさんは全身傷だらけねえ。
今朝もテーブルの角で
お尻を打ってたもんね。青あざになってるわよ」


すったもんだの挙句
入浴を済ませ、
その後もわがままを振りまきながら
なんとか一日のデイサービスを
終えて帰る時の会話。

シュボッ
「ゴルゴさん、ここはタバコはだめですからね」

「これはタバコじゃない。葉巻だ。
しかもハヴァナ産のな」

「とにかく禁煙ですからね。で、ゴルゴさん、今月の
お支払いをまたお願いしますね」

「俺のスイス銀行の口座から
引き落としておいてくれ」

「またですかあ。手続きが面倒なのよね
せめて農協で口座を作ってくれないかしら」
・・・
「はい、では今日は終わりです。
また明日来て下さいね」

「俺は依頼者には二度と会わない主義なんだ」

「依頼者はあんたでしょ。じゃまた明日~」

非常に扱いにくいゴルゴを
平気で扱うヘルパーさん。
さすがに、プロですな。

こんな想像は楽しいなあ。
この楽しさ、
くろうと君ならわかるよね。

ちょっと元気の出てきた
doironなのであった。