ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

送別会

2009年03月26日 22時38分06秒 | weblog
今日は職場の上司の送別会でした。

定年での退職となったFさん。

職責でもわしの前々任者で、
当時の直属の部下が
「何度も写真の取り直しや
原稿の書き直しを指示されましたよ」といっており、
厳しい編集長だったことが伺えます。

ただ、使った写真や
記事の内容についてクレームがあった場合でも、
責任はFさんが全部かぶってくれたそうです。

優柔不断、
長いものには巻かれろ主義の
今の編集長(わしですが)
とはえらい違いでした。

あるとき、わしがその人のところに、
記事の校正を依頼に行ったときのこと。
締め切りが迫っていたので
「早い目にお願いします」
とひとこと付け加えると、
ギロッとにらまれて

「そんなことはいちいち言わんでもわかっとる」

と一括されたことがあります。

自分の考えを貫くことは、
自分に責任を課すことです。

Fさんは、すべてに責任を貫き通す人でした。

また、一方で部下が困っていたり、
部下の処遇については
水面下で非常に活発に動き回りもする人でした。

だから自分で気づかないうちに、
この人に救われていた部下も
大勢いたことと思います。

そんなFさんの退職、
送別に当たってみんなで色紙を書いて
プレゼントすることにしました。

そこでわしが書いたのは、
「Fさん、あなたは我が社の最後のサムライ社員でした。
長い間のお勤めご苦労さんでした」。
という言葉でした。

本当は、もうひとこと書きたかったのです。
Fさんの名前は、
「よしろう」と言います。
そこで、「最後に尊敬と感謝の念をこめて
イチローばりに『ヨッシロー』
と呼ばせていただきます」とね。

そうです、Fさん、
野球も好きなんです。

でも書けませんでした。

「余計なこと書くな!」
とまたギロっとにらまれそうなんでね。
ところが、今夜の送別会で
叫ぶ機会がありました。

この時期の送別会では、
毎年漫才を披露しているのですが、
今年は相方が異動でいなくなってたので、
単身での漫談となりました。

最初は今年はやらない予定だったんですよ。
でも、doironコールに負けてしまいました。

「ども~」

((((((^O^)/

と言いながら手を上げて出て行くだけで大爆笑。

「待ってました~」

の声の中10分ほど笑わさせていただきました。

そしてその漫談の最後に
みんなに呼びかけて
「ヨッシロー」とご唱和していただき、
わしも叫ばさせていたきましたぜ。

これで胸のつかえがおりましたわ