ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

皆既日食ツアー

2009年07月27日 22時02分57秒 | 最近の出来事
奥さんが日食洋上観測ツアーから帰ってきた。
当日、船は小笠原近海に停泊しての観測だったとのこと。

結果は、見事快晴の空の下での
観測となったらしいです。


どこぞのページからいただいたものですが
まさにこんな風に見えていたらしいです。

デッキに、持参した断熱マットを敷き、
日食めがねで観測をしたらしい。
コロナやダイヤモンドリングはもちろん見えたが、
洋上ならではの不思議な現象もあったらしいよ。

通常、夕焼けや朝焼け
西の空や東の空が赤く染まるものなのだが、
日食時は周囲360度の水平線の空が
真っ赤に焼けたとのこと。

それに、
日食観測に夢中になっていたので気づかなかったけど、
洋上を円錐形の影が
スーッと迫ってくる現象も
同じ船に乗船していた人は見たという。

皆既時は空が青暗くなり、
一等星がまたたいていたのも見えたんだそうだ。

そして今回もうひとつ見たかった鯨は、
残念ながら観察できなかったが、
世紀の天体ショーを満喫してきたと
興奮気味に帰ってきたよ。

何でも、船上では結婚式も
とり行われて参列もしてきたとのこと。

「そしたら、日食時に
『新郎から新婦に送る世紀の結婚指輪、
ダイヤモンドリングです~』
て天に指を差しながらやってた?」
と聞いたら、
「そんな日食の最中の忙しいときに
挙式はしてなかったよ」だって。
そりゃそうだ。

「そしたら、そしたら、初めての共同作業・・・」

「『介の字貼り』もない!」

だと。
読まれている。

次に皆既日食が日本で見えるのは、
26年後らしい。

う~ん、微妙やな。

その頃生きてるかな?
て呟いてたら
「あんたは絶対生きてるわ」ときた。

船では毎日豪華ディナーが続いたらしく、
帰ってきてすぐに体重計に乗っていた。
なんでも、船の上では
縦に横に揺れるから体重計では計れないんだそうだ。

「大きなばねばかりにぶら下がってもあかんの?」
て聞いたら、
「そんな肉の塊の計測みたいなことはしないし、
たとえしても計れないのは同じや」と膨れていた。

1kgも太ったわあと嘆きながら、
「日食みたいにやせてくれないかな」
てつぶやいていたよ。
お腹の部分日食てか

毎日船上で揺れていたから、
帰ってきてしばらくは、
じっとしてても
家全体が船のように
揺れているような感じだったらしい。

そんなあれこれ話をしながら、
わざとこちらの体を
海草のようにゆ~ら、
ゆ~らとそれとなく揺らしてやったら、

「ああ~、別の意味でめまいがするわ」

と嘆いておられたdoironの奥さんなのだった。