現在入院中で、自立が困難になった義父の
今後の生活の場をいろいろと探していた。
というのも義母と二人暮らしで
いくらdoironのすぐ近所にいるとはいえ
自立できない夫との二人暮らしは
無理である。
なので、引き続き入所できる
施設を探していたのだ。
第一希望は
特別養護老人ホーム
しかしこの特養というのは
入所を希望している人が多く
なかなか入所が難しい。
なのでそれまでの間は
療養型の病院への
転院を考えていた。
複数の特養に申し込みをし、
あたりを待っていたところ
第一希望だった特養から
面接したいと申し入れがあった。
特養の場合、たいてい選考会が開かれ
さまざまな要素を勘案して
入所待ちの人たちの中から
最も受け入れてよいという人を選ぶ仕組みになっている。
なので、面接時には
仕事を早退して立ち会うことにした。
というのも、こうして
何かあればいつでも家族は
立ち会えるんだということを
見せておくことで
施設側にも安心感が生まれ
選考点数があがるだろうという思惑だ。
先に書いたように
面接時に義父さんががんばったことと
何より友達の強力な推薦があったおかげで
面接の翌日に
早々の合格電話をいただいた。
大阪から三重の伊賀
そして和歌山御坊を経て
泉O津のdoironのそば、そして市民病院
と居場所を移す度に
「ここが終の棲家」だと
言っていたが
いよいよ今度の居場所が
そうなりそうだな。
義父さんは月曜日に
退院し、そのまま特養に向かう。
今日は「特養てどんなところだ?」と
ミセスdoironに頻りと
聞いていたそうだ。
長い時間をかけて説得し
納得していたとはいえ、
やはり不安なんだろうな。
「病院と同じやで。いや、もっと親切に
身の回りのお世話をしてくれるよ」と
説明してあげたそうだ。
そうなんだよ。
もう何も身の回りのことは
心配いらないのだよ。
そして、義母さんのことも
心配いらないよ。
ちゃんと見てあげるから。
近所の特養だから
しょっちゅう連れて面会に
行ってあげれるしね。
その特養で働く友達には
本当にありがたく感謝している。
持つべきものは友達やねえ。
doironも数ある友達が困っていることがあれば
いっそう親身になってやらねばなあと
しみじみ思う出来事となった。