さあ、夏直前のこの時期
doironはハートの徹底検査に着手する。
というと、
心の病?
なんてことはない。
こんなに能天気じゃねえ。
じゃあ失恋?
いえいえもうそんな歳でもありません。
どころか、
いつも癒されてばかりですから。
ということは、そう
心の臓、心臓の検査です。
あれからちょうど半年。
あの時に病んだ心臓が
その後、異常なく動いておるかの
検査です。
検査の山場は2回。
一回目は「心筋シンチ検査」。
「北新地検査」だったらいいのになあ。
体に放射性物質を入れて
心臓の筋肉内を巡らせて
損傷部分はできていないか見る検査です。
放射性物質が高価なので
一回の検査で、保険をきかせても
薬品代だけで3万円。
それを友達に言ったら
「福島に行けばいいやん」て
そういう問題ではない。
用いる薬品は
心筋シンチの場合は
タリウムの同位体
放射線の半減期は
73時間と短期間であるし
出るのは弱いガンマ線のみ。
また、これは体外に排出されるので
蓄積されて被爆ということはまず考えられないそうだ。
でも、今や話題の放射能を
体内に入れるのである。
ある意味時代の最先端といえるかも。
ここで役に立つのが
先日購入した
ガイガーカード
こっそりバッグに忍ばせて
午前の検査と午後の検査の
合間に胸ポケットに
入れておこうと思っている。
胸から放たれる放射線が
どのようなレベルなのか
自主測定しようと思っている。
だって数万円もかけて検査するのだ
自分なりに付加価値を
つけてやらないとな。
転んでもタダでは起きんdoironだ。
二回目の山場は
心臓カテーテル検査。
といってもフランスのスーパーに
買い物にいくんではないよ。
そりゃ「カルフール」やろ。
シンチ検査に比べたら
リスクはかなり大きい。
足のそ頚部からカテーテルを
挿入し、心臓まで差し込む。
その先端から造影剤を投入して
血液の流れを見るのだが
このときもX線を照射し続けられる。
リスクは血管をカテーテルが通過するとき
血管を突き破ったり
造影剤や血管に蓄積している
硬化物質がはがれて
脳の血管に詰まったりする
恐れがあることだ。
まあその辺の覚悟は
すっかりできている。
いやなのは、おしっこの管を
あそこに挿入されることの方だ。
あの屈辱感、あの哀れな姿には
感涙を禁じえないのじゃ。
そしてまた、それを
抜くときのえもいわれぬ
快感、
じゃなかった違和感。
ああ~、それを考えると
憂鬱になるが
すべては来るべき夏を
万全の体制で迎えるための
試練じゃと思って
耐えるしかないわな。
明日は一旦帰宅して
あさってからは二泊三日の
徹底検査病院の旅となる。