ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

2年がかりの計画

2012年12月14日 22時37分26秒 | 最近の出来事

先日のブログでチラッと書いた
しめ縄づくり
前回は、試行錯誤しながら
試作品を作成しましたが
今日は、ちゃんと飾れる
しめ縄を目指しての第2弾を実行しました。

神域はすなわち常世(とこよ)。
俗世は現実社会を意味する現世(うつしよ)。
その二つを隔てる結界を意味するのが

注連縄(しめなわ)

なのです。

しめ縄をかざす神道にもいろいろあり
作法は全く知らないのですが
単に氏神様を祀る
ご近所の神社に祈りを込めて
来たる2013年の正月に
玄関を飾るしめ縄を自分なりの
念を込めて作成することが
今月の目的のひとつなのであ~る

何度も言いますが、
しめ縄に関する
有職故実などは全くといっていいほど
しらないので、頭の中にある
イメージと技術的な問題を
すり合わせて、作成可能な
形にすることにしたので、
お札に書かれた神社が
公認したしめ縄の形ではなく
あくまで我流の個人的な
祈りの形であることを
念押ししておくことにしまふ。

用意するものの中で
最も手間をかけて
手作りするのが

紙垂

しで、と読みます。

よく、しめ縄につけられている
白い紙のヒラヒラしたやつね。
作り方は以下の通り。

まず、半紙を用意します。
それを出来上がりの大きさを想定して
切り分けます。
通常は、半紙そのままの大きさを
加工して作れば、丁度
玉串のサイズとなるのですが
ここでは、小さな正月飾りのようなものなので
4枚に切り分けます。大きさを比較するために
100円玉と一緒に撮影しています。



そのうちの一枚を
次のように12分割して
あらかじめ折り目をつけておきます。



今度はその折り目に沿って
左端は上から三分の二に切り目を入れ
中央は下から三分の二のところまでを
切ります。



そしていよいよこれを折っていきます。



折り方は言葉でいうのは難しいにゃ
写真を参考にし、
出来上がりを見ながら
折ってみてください。

紙垂には、吉田流
白川流、伊勢流などがありますが
doironはオーソドックスな
吉田流にしています。

次に用意するのが肝心の

「縄」

本当は藁から結っていくのが
筋だとは思うのですが
思い立ったのが最近なので
用意するつても暇もなかったので
出来合いの縄を
ホームセンターで買ってきたものです。



後は、松の枝や南天などの飾り物。
ただし正月までまだ日にちがあるので
生ものは枯れてしまいますから
造花にしました。

100均でこんなのを買ってきて



分解してパーツを揃えます。



そしてあとは、縄を結束、整形するための
針金と



肝心の神社のお札。



これは神社の社務所に行って
談判してもらってきました。
使用目的は・・・

まだ言ってません

そんな、準備を経て
さらに試作品の作成もしたうえで
完成した2作目がこれ。



少しは洗練されたかな。
え?見た目は変わらん?

う~ん、心持頑丈にはなりました。

といっても、松の内が開ける15日までの
2週間強持てばいいのだから
これできっと何とかなるはずです。

あと、残るは玄関に据え付けすることの
神社のお許しと
もしお許しがいただけたら
村の公民館にも飾って
みんなに見てもらい

「これ、いいじゃん」

となったら
来年は老人クラブの皆さんに呼びかけて
大量生産して氏子に有料配布します。
原価は1セット100円以内なので
値段設定いかんでは、売り上げを
老人会及び祭の運営に資することも
できるだろうと、ひそかに画策している
自治会副会長のdoironなのでした。