6月に入った。
庭のドクダミも花ざかりとなり、
アジサイもこんな状態だったのが
こうして色づき始めて
今年の梅雨も4、5日前に始まった。
例年より10日ほど早い梅雨入りとのこと。
この分だと夏の到来は早そうだ。
夏大好きのdoironには、
ワクワクするような朗報である。
庭では気の早いケロちゃんも
ゲッ、ゲッ、ゲッと鳴き始めている。
今年も冬を越して生き延びてたんやねえ。
よしよし
そしてこのあたりの田んぼに入る水が
もうすぐ光明池からやってくる。
ということで、散歩がてら裏の公園の
水路の様子を見にいこうと家を出た時だ。
神社の横を通ってる水路には鉄板が置かれてあって、
その上を歩くのが
散歩コースの一部になっているのだが、
その水路からどんどん水があふれてきている。
うひゃー、洪水だ、洪水だ。
さっそく海パンに履き替え・・るんではなく、
地元の水利の人に連絡をした。
散歩コースも、もともとこんな鉄板の上を歩く道が、
完全に水没している。
そこで水利が駆けつけてくるまでの間、
今回の原因を探ってみた。
洪水現場を見ると、
どうも堰はされていないようだが、
下流側の会所を見ると、
さほど水は流れていない。
これはもう詰っているとしか考えられない。
堰のところから先は土管になるので、
そこには管が詰まってしまわないように
鉄の格子状のすのこのようなものが設置されてる。
ごみ除けにはよくても
水の流れには良し悪しで、
以前の大雨の時にも
そのすのこにごみが詰まって、
同様にあふれたことがある。
やってきた水利役員の息子に
その旨を説明し、
溝の上の鉄板を開けさせると、
見た目にも草木のごみがわんさか詰まっている。
これを取り除かないといけないのだが、
このままの水量では危険なので、
上流側の堰をまずとめてもらうことにした。
そうしてようやく落ち着いたところで、
少しずつごみを除去。
出るわ出るわ。
これだけの草を刈ろうと思ったら
一日かかるぞというくらいの草木が詰まっていた。
この騒動が落ち着くまで小一時間かかったぜ。
このあたりは水源の池から見れば、
ほぼ末端の耕作地であるため、
どうしても上流域からごみが流れてくるのだが、
今回のはあまりにも大量であった。
普段はほとんど意識していない
小さな水の流れでも、
滞るとたちまち私たちの日常に溢れ出してくる。
これが大ごとになると
下手をしたら流れの形が変わったりする
ことだってあり得るわけだ。
心ないひとことが人を変えていくことも、
それはそれであるようにね。