毎日うだるように熱い日々が続いています。
皆さんお元気にお過ごしでしょうか。
doironはといいますと、
生涯で初めての親の初盆を迎え、
最近はあまりほっつきもせず
比較的おとなしくしております。
まあ、仕事は大半自宅でできるので、
ほっつきをしなければ、
基本は書斎兼アトリエで
パソコンや画用紙に向かっていたり、
ワンコと遊んでいたり、
台所でガサゴソする日々だったりするのですが、
なにせ元来夏好きなもんで、
ほっつきたい気持ちをぐっとこらえてはいるわけです。
そんなインドアな暮らしをしていて、
最近ふと思ったのが
昨年くらいまでしきりに報じていたニュースで
ぱったり途絶えた感のあるのが、電力予想です。
東北の震災以降、
原発が全停止した2年前には、
ヤフーのトップページにも
今日の電力使用量の予想が
常時掲載されていたのに、
最近はその情報を探すのも
ひと苦労といった状態です。
暑い日が続き、
エアコンの使用頻度も増している中、
さほど、電力の使用状況が改善されたとも思えないし、
原発がどんどん稼働して、
バシャバシャ電気を生み出している
というわけでもないのにどうしてなんでしょう。
計画停電もあれは一体なんだったのって感じです。
あれは計画は計画でも、
電気料金を値上げするための
計画だったのかと勘ぐってしまいますよねえ。
料金も上がり、
原発もそろそろ稼働し始めて
しめしめという電力会社の
ニンマリ顔が浮かんできますねえ。
と、思っていたら今日の新聞に
その電力のことが載っていました。
最近は「猛暑でも電力にゆとり」があるそうなんです。
企業や家庭の節電効果、
太陽光発電の普及のおかげだ
と書いてありました。
使用状況、改善されていたんですねえ。
それに太陽光発電の普及がめざましいらしい。
4年前のなんと10倍近く普及しているそうで、
それが生み出す電力は
増加分だけでも原発十数基分にもなるそうです。
すごいですねえ。
そういえば歩いていても、
屋根に太陽光パネルのある家を
よく見かけるようになってきたし
近くに太陽光発電のあることを示す
「逆潮流あり」や「低圧連係あり」
なんて言葉が書かれた電プレもよく見かける
ようになったもんね。
でもそんなに普及しているとは
かなりの驚きですね。
また、テレビでは
毎日暑い暑いのニュースが続いています。
関東の内陸部あたりが
日本で最も暑いようで、
時折40℃を超えたりしているようです。
大都会東京のヒートアイランド、
フェーン現象などがその原因と言われていますね。
大阪でも連日35度を超える
猛暑日が続いているようです。
暑い中、記者やキャスターが屋外に出て、
街の人々にインタビューをしたりしています。
取り上げられるのは、
汗だくになってるビジネスマンの姿や、
噴水で遊ぶ子どもの姿なんかで、
よくその映像がよく流れます。
そして、そんな人にインタビューもしてますよねえ。
ビジネスマンが汗を拭き拭き
「今、何℃かというのを考えたり見ないようにしています」
なんて言ってたりすると
「うん、うん」と思わず頷いてしまいますね。
この知らんぷり大作戦、
doironもトイレに行きたいのに行けない時に
トイレのことを考えないようにしたりしていますから、
気持ちはよくわかります。
え、ちょっと違う?
そ、そうかなあ。
ニュースの中ではマイクを向けられた子供も
「熱中症にならないよう水分をよく摂ってます」
なんて、おませなことを言ったりしています。
でもねえ、doironの子どもの時には
そんなことは絶対言わなかったけどなあ。
夏休みなんか、
「宿題は涼しい午前中にして、
遊びに行くのは昼からにしとき」
とよく言われたくらいです。
当時はどれだけ暑くても、
屋外での友達との遊びに熱中していましたから、
いわば別の意味の熱中症だったのかもしれませんが、
最近の親は
「暑いので外に出たらあかんよ」
なんて言ってるのでしょうか。
だとすると、
「ゲームばっかりしてないで」
なんてこともあまり言えないでしょうねえ。
子育ても難しいですな。
そういえば、記事作成で煮詰まった時に、
公園を散歩していても
最近は虫取り網を持って
走り回っているなんていう子供の姿を
あまり見かけなくなったもんね。
この前なんか、北海道で37℃、沖縄で32℃
なんていうニュースもありました。
北海道の人が沖縄に
避暑に行かないといけませんね。
というわけで
つらつら考えてみると
最近の自分を取り巻く夏の光景も、
世間の夏の光景も
ずいぶん変わったもんだな、
というお話でした。