ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

山麓リボンの道4 おかげで御影

2015年08月12日 21時25分05秒 | ウォーキング

背谷川に架かる上背谷橋を越えると、
要塞のような立派な邸宅が坂道に並んでいる。





豪邸のオンパレード、
豪邸の展示場のようだ。

ではそのうちの一軒に入ってみよう・・・
ってあかんあかん。

あんまりきょろきょろしてると
泥棒の下見みたいやから
気をつけないといけません。

防犯カメラにも写っているようやし、
ブイサインだけしておこう。

やがて道標には「白鶴美術館」の文字が現れ始めた。



日本最大の酒造会社
「白鶴酒造」の美術館である。

も、もしかして飲み放題、
放題じゃなくても試飲自由?
芸術品も観賞し放題?

いやがうえにも期待は高まるじゃないか。

校舎が居並ぶ甲南大学界隈を抜けて行くと、
おっ「飛び出し坊や」ですか。



なんとなくお上品な感じていうか、
顔に覇気がない。

とおもったら裏面は元気だった。



これだからお金持ちの坊ちゃんは
油断ならないんだよね。

と、ひがみながら進んでいくと・・・
あ、これがどんぐりバスだ。



残念ながらどんぐりの形をしているのでも、
猫バスでもなかったぞ。



料金もどんぐりではなく普通のお金かもね。



お、大きな川に出た。

これが住吉川。



六甲最高峰の山から流れ出す



この地域きっての急流で、
この川が神戸の街東部に
豊かな扇状地を形成したという川だ。



生活排水もほとんど流入しないので
清流を保っており、
川遊びをしている人の姿もあった。

しかし急流なので、
上流に雨でも降ると
いっきに増水するので要注意の川なのだ。

リボンの道が通るのは「新落合橋」。



たもとには道標も建っている。



橋を渡って右岸を登って行くと、
白鶴美術館に到着だ。



さあ、飲み放題かなあ。
入り口はどこかなあ・・・
あれ?え~、休館ですと。
しかも9月まで。



ここまで川沿いにぐりぐり登ってきたのになあ。

え~ん、ぐれてやる~。
あ、有料ですか。
しかも飲み放題付きじゃない?
最寄りの駅が阪急御影だけに、
「御影だおし」の美術館ですな。

え?ハイソな街のハイソな美術館?

はいそうですか。

きっぱりあきらめて先に進もう。

山麓の静かな道を歩いていくと、
道標では左折だが、
突き当たりに神社が見えてきたので寄ることにした。



神社はタダだし・・・。

その神社は「若宮八幡神社」



あれ?どこかで聞いた名前だぞと思ったら、
名草山の麓にあった神社と同姓同名だ。



どちらも主祭神が応神天皇の八幡様で、
とくに神戸の方はその応神天皇の息子、
つまり「若宮」(仁徳天皇)も
主祭神としていることからこう呼ばれている。

多分「若宮八幡社」という名前の神社は
全国各地にあるに違いない。

この先、甲南大学までの道も
気温もグングン上がっていく。



このあたりでちょうどお昼になったのだが、
メインの昼食は帰りの駅前で食べることにして
ここではちょっとだけ腹ごしらえ。



う~ん、このあたりは高いだけあって、
見晴らしは絶好だ。



そしてこのおにぎりも高くはないけどうまい。
ま、外で食べたら
たいていうまいんだけどね。

甲南病院を過ぎたあたりで、



山麓リボンの道は阪急御影駅方面へと下っていく。

風見鶏のある立派なお屋敷があったり、



芙蓉の花が咲く素敵な散歩道を下っていくと、







深田池公園に出る。



あずまややトイレもあって、



釣り人や散歩をする市民で
この憩いの公園はにぎわっておったぞ。

あ、ここにも「山麓リボンの道」の案内看板があった。



この道の難点は、
たまに駅前を通過することじゃな。
暑かったりすると、ついつい里心が出て
歩きを止めてしまうんだよねえ。

今回もこの阪急御影の駅でギブアップしよう。



汗でぼとぼとになったシャツを着替え、
家路についたdoironなのであった。

次回はまたこの駅からスタートの予定だ。

さてどんな道が待ってることやら。

期待をプクプクふくらませつつ、
7キロ歩いて
今回は終わり。



ナビをストップさせるのを
忘れていました。ポリポリ