ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

龍門山に入門

2015年08月19日 21時25分30秒 | ウォーキング

ジム友達と山に行った。

あ、まだお盆前の話です。

今回は、来秋に海外の大きな山に
遠征を予定している山友達の
M上さん達の
トレーニングがメインである。

行ったのは、今年春に登った龍門山。

別名は紀州富士という山だ。

8月初めの非常に暑い時期である。
この時期に山に入るときに
注意しないといけないのは、
脱水と虫刺されかなあ。

真夏に和泉葛城山に登った時に
アブが多くてまいったことを思い出す。

たっぷりの水分と
アブの襲来に備えての服装と
虫除けを持参するように指示し、
午前8時に友達マンション前に集合。

交通手段は車である。

今回は登山道の駐車場まで
非常に狭い道を上がっていくことになるため、
小回りの利くジム友の車で行くことになった。

途中、熊取でジム友の友達を拾い、
総勢5名での登山である。

今回登りに選んだ田代峠道は
ほとんどが木陰の登山道を歩く。

足下がじっとりと湿っているのは、
中腹にある「ちりなし池」から
絶えず水が流れてきているのだろう。

雨の多い時期には、
ちょっとした渡渉になるに違いない。

峠に出るまで急登が続く。

メンバーの中にはフルマラソンを
3時間台で走る女性も二人いて、
急登が続いてくると彼女らは

「あ、なんか山を登ってるって感じがする~」

と余裕のコメントを出していた。



「ふぅ~、そうですかいな」
とこちらは息も切れ切れ、
吹き出す汗にズボンまで濡れはじめたぞ。

春に来たときに見た、
ギボウシ(山菜名:うるい)も
ずいぶん大きく育っていたし、
気になるミヤコアオイの葉の裏を見てみたら、
ちゃんとギフチョウの卵がついていた。

さすがに、和歌山県唯一の
ギフチョウ生息地だ。
日本におけるほぼ最南端の生息地でもある。

そうして、急坂を上ること約50分。

ようやく田代峠に到着だ。



いつかはこの峠を左折して、
飯盛山の方に行ってみたいものだ。

「doironの登ってみたいご近所の山ベスト20」
に登録しておきましょう。

この20の中には今のところ、
旗尾岳、南葛城山、俎板石山(大阪)、
額井岳、高見山、桧塚劇場、白髭岳、音羽山(奈良)、
麻生山、鷹ノ巣山、祇園岳、笠松山、三尾山、羽束山(兵庫)、
雲雀山(和歌山)
竜王山(滋賀)
とこの飯盛山が登録されている。

少し前まで名草山(和歌山)、
三上山(滋賀)、高取山(奈良)も入っていたぞ
少しずつ踏破していった
(ただし、興味の度合いでどんどん入れ替わります)。

今回は目的地に向かって右折だ。

これはどうやらコオニユリのようだ。



葉脇にむかごもついてないし・・・。

そんな山道を30分ほど歩くと、
磁石岩に到着である。



先日、モンベルに買い物に行って
店の人と話をしたときに、
龍門山といえば磁石岩ですね、
と言ってたな。
「コンパスで試してみましたか?」と聞かれたので
「もちろん」と答えておいた。

友達も珍しそうに眺めていたな。

そこから山頂まではほんのわずかである。

ここが三角点。



春に来たときにはすっきりしていたのに、



今回は草に覆われそうになっていた。

国土交通省が
定期的に整備に回ってたりするのかなあ。

ふもとのスーパーで買ってきたおにぎりで昼食にし、
写真を撮ったりしながら



山頂でゆっくりと過ごした。

帰りは中央コースである。

途中、蛇紋原や明神岩により紀ノ川沿いの眺めを堪能した。



お、トンボも景色を楽しんでいるぞ。



海外遠征組の一人ふーみんさんが
高いところ大好きで
岩から身を乗り出すようにして
写真を撮ってくれました。

見ているこっちがハラハラしたぞ。

一気に下って林道に出たら、
車まであと一キロ。

ワイワイと楽しく過ごした
予定通り4時間の龍門登山でした。
マラソン娘にはちょっと物足りなかったかな。

しかしやっぱり大勢で行くと楽しいもんやね。

帰りには結局「ほの字の里」で温泉タイム。

ここから車の運転を替わってくれるというので
安心して風呂上りに缶ビールをプシュッとすることができたぞ。



真夏の登山で暑いのを覚悟していったけど、
コースはほとんど木陰の中だったので、
さほど暑くもなく、
またアブや虫も意外に少なく楽しかった登山。

山歩き入門にはピッタシで、
「いい山やったね~」という声を聴いて、
鼻を膨らませたdoironなのでありました。

家族連れでにぎわうほの字の里でプハーッとやって
龍門山に入門完了です。