ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

西国三十三所 京都の六波羅蜜寺1

2017年01月30日 21時39分41秒 | ウォーキング

さて年末の予定はほぼ書き終わって、
これからは2017年の
新年のお話となっていきます。



新年になってまず最初に出かけたのがね、
ここに行きたかったんですよ。

昨年から歩き始めている
西国三十三所めぐりのひとつである
「六波羅蜜寺」。

ここは「空也上人」が開創したお寺です。
この空也上人には実は
四国八十八ヶ所で出会うはずだったのに、
お参りに気を取られて
確認できなかったということがありました。

空也が四国の寺へ来たのが天徳年間で、
修行をしてこの地を去るときに
自像を刻んだのが
今も重要文化財として
残っているというのが49番浄土寺でした。

バスに乗ってから、
「あっしまった」と思い出したのだが、
ツアーなので戻ることもできず、
見ることができるのか、
そして見れたらどんな姿なのか
それを確認したかったのになあ。
すっかり忘れてとても残念な思いをしました。

今もこの世にこの空也像は4体あります。

その4体の内、四国の浄土寺の
像とよく似ているというのが、
京都「六波羅蜜寺」にある空也像です。

ではその空也像というのが
どんなのかと言いますと、
これがねえ上人の姿を
いろいろと彫られた像がある中で、
彼の姿はとても印象的なのです。

彼が愛していた鹿から
取り出した皮でできた服を着、
左手にはその鹿の角をさした
杖を持っている。

体には「鐘」を付けて、
右手にはその金をたたくこん棒を持ち、
わらじで立っています。

そして口からはいつも
念仏を吐いており、
その念仏が、口から出ている針金の
上に並ぶ6体の仏像となって
出てきています。

四国の写真はネットではこんな感じ。



口から出ている6体は
「南無阿弥陀仏」の6文字を
表していると言われています。

ではその姿をしっかりと
眺めに行ってみようということで、
1月6日に初詣もかねて
京都へと出かけて行ったのでありました。

京都駅からお寺までは
少し距離もありますが、
歩いていくことにしました。

駅の北側に出ていきますと、



バス停の辺りは外国人でいっぱいです。

白人系が多かったですねえ。
でもねえ、目的地がしっかりとあるのなら
京都は歩いて回るのが
結構便利なんやけどなあと思うのです。

京都そのものを
メチャンコ広く考えて
いるのかなあと思ってしまいます。

doironはそのまま(烏丸通)を
北向いて歩き始めます。



あ、京都タワーってお風呂があるんですねえ。
あのタワーの上のほうから
スッポンポンで京都の町を
見下ろせるのかなあっと思ったら、
お風呂は地下三階でした。

でも750円と手軽ですねえ。

きょうはまあやめときましょう。

京都駅から東本願寺の東側を
歩いていきます。



歩くときは、大きな道の
一本内側なんかを歩くといいですね。

思わぬ発見があったりします。



ここは仏具に加えて
石像なんかを売ってたり
するんですねえ。

外の像なんかには
こんな鎖が巻かれていたりします。

西行と西住か?

でもこういうのんって
いくらくらいするんでしょうねえ。

値札をあげておいてほしい気もします。

やがて道は五条通との交差点に出ますから、
そこを右折して山向いて
歩いていきます。

お、こんな天満宮があります。



おお~今の季節ですねえ、
入試祈願も気合が入りますねえ。

この天満宮、鳥居の扁額を見たら、
ウヒャー御利益ありそうなところですねえ

「千喜万悦天満宮」

と書かれてありました。
千の喜びと万の悦びかあ~いいなあ
って感じですねえ。

そんなことを考えながら
歩いていきますと、
目の前にもう鴨川が見えてきます。
その鴨川にかかっているのが

「五条大橋」。

そう、あの義経と弁慶が出会った場所
ともいわれています。

橋の西詰中央分離帯寄りに
二人のモニュメントがあります。



寄ってみましょう。

続く