ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

赤目四十八滝とことこ巡り5

2020年11月05日 21時06分37秒 | ウォーキング

そしてこのイワタバコが
大量に生えているところが



「斧ヶ渕」です。

岩の合間を流れる水路がここでは
水面が鏡のようになっています。
滝の所ではあんなに力強いのに、
同じ川とは思えないほど
こういうところでは静かに
流れているのがとても不思議ですねえ。

ここは縋藤滝(すがりふじたき)と
書かれていますが、



山の斜面のあちこちから水が落ちていて、
どれがその滝なのかわかりません。

そしてその先にあるのが
「陰陽滝(いんようだき)」です。



流れが陽で長さは20m。
岩石を浸して流れています。
滝壺が陰でこの滝壺、
よく見ると壺の真ん中に
岩が出ているのも奇観です。

まあこの岩もそのうちに
崩れてしまうんでしょうねえ。

滝の形なんて、それなりに
どんどん変化していくんやないかなあ。
それくらい水の力は大きいです。

それにしてもこの辺り、
谷が岩で複雑に入り組んでいます。



こんな通路を作ったりしてあるので
普通に進んでいけますが、
なければもう秘境ですね。

滝を一つ越えるのも大変でしょう。
その陰陽滝を過ぎるころ、
本格的な山の格好をした集団が
追い越してゆきます。



登山を楽しんでいるんでしょうねえ。

この道を滝も過ぎてなおかつ
進んでいくと曽爾高原の方に
出てゆくことができます。
なので、そこからバスで
帰ることもできるし、
キャンプや宿泊をして
曽爾高原を楽しむことができるようです。
なかなかいいコース取りじゃないですかねえ。

そういえばこの滝道への
入場券を買ったときに、
切符に番号が打たれていました。



それによるとdoiron達で、
8~9番目の入場者でしたが、
その後も何人か抜かれましたから、
この日の入場者は50人くらいじゃないかなあ。



そんな集団が前方で橋を
渡っているのが見えました。



そしてその先の森にベンチもあるようなので、
doiron家はこの辺で食事にしましょう。



今日は軽くおにぎりです。
でもちょっとおいしそうなのを
と思って買ってしまうので、
こんなおにぎり二個でも
300円ほどします。
頑張ってお弁当の方がいいかも
しれませんねえ。

お湯を沸かせて、
川の音を聞きながら
おいしくいただきましたけどね。

食事をしていると、
今度は若い女性が、
木を見上げながら歩いてきます。

木の影の中をのぞいたり
しながらなんか書いているようです。

こんな湿っぽい場所なので、
植生なんかが特殊なんでしょうねえ。
そんな研究をされているような感じでした。

さあ、では我が家も進んでいきましょう。
こちらは研究というよりは
のほほんと進んでいきます。

しばらく歩くと明るく
開けたところに出てきます。

地面には大きな岩が
一枚板のように広がっており、
空間を作っていますますねえ。



そうですここが百畳岩と
呼ばれるひとつの名所です。

我々でもほっとするんですから、
昔の人なんか原生林を過ぎて
ここに出てきたらとても
感激でしょうねえ。

ああここでお昼にすれば
よかったですねえ。

休憩している人はこの時は
一組だけでしたので
ちょうどよかったのに残念です。

まあ休憩したばかりですから
通り過ぎてゆきましょう。

また帰りにでも休憩すればいいでしょう。

橋を渡っていくと、



川の中に植物がしっかり映えた
巨大な石の横に出ます。



これが「
七色岩」ですね。

マツ・モミ・カエデ・サクラ・
アカギ・ウメモドキ・ツツジの
種類の植物が自生していて、
小さな島のようになっています。

こんなけ植物が自生しているんですから、
転がってきて長い間
ここにいるということですねえ。

いやあ鮮やかな転石人生です。

続く