遠くに北アルプスを望みながら、
先程コンビニで目的地に
立山寺を入れたので
その指示通りに進んでいきます。
看板には「大岩眼目県定公園」と
書かれています。
県定公園というのがそもそも
富山県独自のもので、
富山県知事が指定する公園です。
そんな県定公園のところにあるのが
「眼目山立山寺」です。
ではなぜここに行ってみたかったのか。
それは祭神が変わっているから・・
ではありません。
では建物が立派だから・・でもありません。
立派な人のお墓があるから、
大きな鐘があるから、
いやあみんな違います。
このお寺で一番見たかったのが、
参道です。
幅5mくらいの参道の両脇には
栂(とが)が植えられ、
見事な参道になっています。
こんな感じ。
参道の長さは100mもあり、
静かな富山の山郷にありがたい
光景を作り出していますねえ。
“栂”というのは、植物学上は
「モミ」であり、徳川家光の時代に
植えたものですから400年は
立っているそうです。だから
これらの木はとても希少な姿なんだそうです。
入り口から入り、
一本一本眺めながら歩きました。
中には根元でくっついている
夫婦栂もありましたねえ。
そして栂と栂の間には石の仏像が置かれ、
赤や白のきれが架けられ
石で固定されているのが
ユニークでした。
あちこちの案内板に
栂の本数が書かれていますが、
みんな本数が違っていました。
doironが見た感じでは
100本くらいはあったと思います。
こんなところには鳥が
たくさん飛んでいますが、
なかなか種類がわかりません。
つりり~と泣く声で、
かろうじてシルエットの
撮影ができた鳥がありました。
これは、くちばしの形などから
「キバシリ」ではないかなんて
思ってしまいましたね。
大台ケ原で学んだやつです。
う~ん、でも鳥のことはよくわかりません。
トリの観察は眼も良くないといけませんね。
上を見上げることが多いので、
逆光になることも多いんです。
もう少し勉強しますかねえ。
今度一度近所の神社で
鳥観察してみようっておもっています。
参道を歩き終わったら、
本堂の方にも入っていきましょう。
六地蔵にみまもられ、
静かな山道を歩いて行きますと、
本殿です。
あ、ここには銀木犀がありますよ。
以前もどこかで見たなあ
と思っていたら信太山の陰涼寺に
あったような気がします。
ちょうど家では金木犀の花が
咲いている頃でしたが、
ここの銀木犀はまだなのか、
もう終わったのか、白い花は
咲いてはいませんでした。
本殿でお参りして、
では駐車場の方へと戻ってゆきましょう。
テレビではこの栂並木の中ほどで
火野正平が手紙を読んでたなあ。
僕にとっては思い出に残る心の
風景としてこの景色を
自分にも刻みこみましたよ。
さてではまた移動していきましょう。
次の目的地は富山城方面です。
ですがその前にここのはおいしいよ
というおかき屋さんによります。
え~いっときますが、
doironはせんべい丸です。
オヤツに買うのはほぼ90%がせんべいです。
カロリーがあるので消費量は減らしていますが、
それでもいただくときは
「せんべい」はおいしいなあと、
カロリーに若干罪悪感を抱きながら
食べているところです。
着いたのは「ささら屋」という
あられ、おせんべい、かきもち屋さんです。
ここの白えびせんべいは
とてもおいしいと有名です。
展示会風の店に入って、
試食してゆきましょう。
もぐもぐ、おいしかったですね。
買おうかと思ったのですが、
夜に部屋で飲むときの
おつまみ風な物だけ買いました。
有名品はどこでも買えるやろうからね。
続く