ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

阪南浜街道をゆく4

2020年11月29日 21時03分32秒 | ウォーキング

海の方へと向かう途中、
何か曰くのありそうな石碑があります。



「養鱗殖介」と書かれてあり、
そこに犬養毅書とあります。

第29代総理大臣ですね。

裏の年代を見たらこの碑は
まだ総理大臣になる前に書いたようです。
対象は「松井水産翁」について作られています。

それは20歳で尾崎村の総代で
30歳で初代村長となられた方です。

地域の先駆者で、若い頭脳で
こんな田舎の漁村を
明るく元気にした人のようで、
社会的に大きな存在だったようですね。

若い首長は大きく地域を変えて
行ったりするんですね。
10年くらい前にdoironも
そんな経験があります。

そしてその先にあるのが
「尾崎神社」です。



京都の八坂神社から疫病の流行時に
分霊を受けて祀られたそうです。



明治49年からこの名前に
なったのですが、疫病の流行
なんて聞くと、今のコロナの
時代にピッタシの神社なんですねえ。
しっかりお参りもしてゆきましょう。



その先にあったのが、
本願寺尾崎別院です。
本願寺の争いの頃に
焼失したのですが、
尾崎の海に大木を積んだ船が難破し、
そこから木を取り出して
再建したそうで、何か聞いたことの
無いようないわれで地元では
「不思議の御坊」と言われているそうです。



さてコースは尾崎港のあたりに出てきます。
昔ランニングで岬ランをしたときは、
ここの漁港のところから
海のわきへと入っていくのでしたね。



今回はそんな漁港の対岸を
海の方に向かって進んでいきます。
こんな狭い道です。



海のところに出ると、
自然の海岸が広がっています。



そしてこのあたりで撮れる貝には
解読が含まれるので
注意の看板も張られていますよ。



でもいいですねえ。
ここはなんかとっても自然な
海岸線があります。



ああ以前はここの浜は
見逃してましたねえ。



ハマゴウの花が咲き、
それを保存していましたねえ。

水の流れは思いもよらぬ地形を作りますし、



海の水もきれいです。



あれ?あんな沖の独立したテトラポットで
釣りをしている人がいますよ。
船で送ってもらったりしたのかなあ。



海をそんな風に眺めつつ、
やがてコースは男里川の
河口に差しかかります。
川の対岸には泉南の
清掃工場が見えています。



そこから川をさかのぼっていくと



菟砥橋のところに出てきます。



これが昔のランニングコースの橋です。

ああここを曲がれば
あんなきれいな海沿いに
出ていたんですね。
当時は知らなかったです。
今日はその河川敷をさらに

まっすぐ進んでいきます。



南海電車の下をくぐったら
右折して尾崎の駅の方に向かいます。



昭和橋の先から尾崎の街中に
入っていくと、最後に寄ろう
と思っていた浪花酒造の前に出ます。



ここは大きな工場ですが、
一般道や駐車場なんかも
一緒になっていて、工場の中に
入っているのか道を歩いているのか
わかりにくかったです。

あれここまで入っていいのかなあ
と思っているうちに、
販売コーナーを見つけたので
入っていくと、ああいっぱいお酒が
並んでいますねえ。



ここで買うお酒は何がいいのか、
ジダンにリサーチしておくべきでしたねえ。
あまり日本酒と深い関係に
なったことがないので、
何がおいしいのかよくわかりません。

なので720mlの大吟醸を
二本買うことにしました。



こんな感じですね。

ああ、これで寒い夜に、
鍋をつつきながら飲む
お酒ができましたね。
日本酒とはもう少し深い関係に
なりましょう。

さあではこれで、今回の歩き旅は
終了です。
尾崎の駅から電車に乗り、
箱作の車のところまで戻ります。

最後に駐車場横の王将で
ラーメンをいただいて、
今回の旅を終えたdoironだったのでした。