ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

津風呂湖紅葉三昧2

2020年11月24日 20時52分03秒 | ウォーキング

地図通りに歩いて行っても
道がふさがれているとは、
いったいどうしたことか。


これは何か巻き道でもあるのかと
一本手前の道をわきにそれて
入ってゆくと、ちょっと暗い道で、
その奥に何やら怪しげな家がある。

まあたぶん誰も住んでいないのだろうが、
もし誰かが住んでいたら、
家の奥の方で包丁を研いでいる
おばあさんが「いらっしゃい」と
迎えてくれそうな家だ。

どうもこれではないなあと引き返し、
何となくくらい不気味な感じを
抱きながら、もうこうなっては
元に戻って反対側から
歩いて行くかと考え戻り始めた。

すると前から軽の貨物が
やってくるではないですか。
すれ違ったので、どこに行くのかなあ
とこっそり見てたら、
さっきの暗い道との交差点で
引き返してくるじゃないですか。

なんか動きが変ですねえ。

行き止まりが突然だったのかなあ。
よくわかりません。
でもこりゃやっぱり引き返しやな
と思っていたら、今度は前の方から
高齢女性が一人で歩いてくる
じゃないですか。

どうも近所を歩いている
近場の高齢者って感じです。

これは一度聞いてみるかと思い、
「おはようさんです。すみません。
この先で釣り橋のところに
出る道ってありますかあ」
と聞いてみると、ああ今からわしも
そっちへ行くから案内するよ
と言ってくれるじゃないですか。

ありがとうございます。

と言いつつも、懐に包丁とか
入ってないやろなと確認します。
なあんてのはうそです。
ありがたいことです。
このご近所の方のようです。

「さっき向こうでロープはられててねえ、
道がわからなくなってしまいました」
というと、
「ああ、あそこの木で自殺事件が
あったからなあ」と説明してくれます。

「そ、その木は見えていますか」
と聞いてみると、先程この辺りは
暗いなあと思ったまさにその場に
生えている木でした。

なんかその余韻があったのかなあ。

そしてしばらく歩いて行くと
右手に谷の中に入っていく道があり、
これをいくといいよと
案内してくれます。



暗い道を歩きながらその人に
いろいろ話を聞きました。

「ここをずっと歩いているけど、
クマが出たという話は聞いたことがない」
といわれてましたね。



湖面が見えてきてしばらく行くと、
つり橋が見えてきました。



案内を見ると「山口釣り橋」と
書いてあるから予定通りですねえ。

この橋のところで、
その高齢者とお別れしました。
どうもありがとうございました。



つり橋を渡っていると
見える景色がこんな感じ。



静かな湖で船を浮かべて
魚釣りとかしていますねえ。
とってものんきな景色です。

下の岸辺の所でも釣り場を広げて
魚を釣っている人が結構いました。



おおきなウラジロがこのダム沿いの道に
大量に生えていますねえ。
冬イチゴは少なかったなあ。



ダム沿いの道を歩いていると、
車も結構走ってきますねえ。



みんな釣りかなあ。

湿気が高いので、道には苔が
たっぷり生えていましたよ。



やがて前方に次に渡るつり橋
「見返り橋」が見えてきました。



見るとあずまやもあるので、
ここで昼食にしましょう。



ダムの湖面を見て、紅葉に囲まれて、
静かな自然の中で食べる
「どん兵衛」も最高にうまかったなあ。



気持ちいい静かな湖面で
紅葉見物は最高でした。




天気も朝の車の中からみた空に比べて



こんないい感じになっていますよ。



このあと、目の前の見返り橋を渡り、



車をとめてある
吉野運動公園へと向かいます。



このあたりは、公園と民地との境が
またまたややこしいです。
公園施設かなあと思ったら、
玄関があったり、作業場があったりします。



ああ、このあたりの人は
自然にいっぱい囲まれた生活を
してるんやろなあって感じです。

まだもう少し紅葉シーズンは
続きますねえ。

さあて次はどこに行きますかあ
と考えつつ帰宅していった
doironだったのでした。