ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

赤目四十八滝とことこ巡り7

2020年11月07日 20時59分02秒 | ウォーキング

荷担滝の姿は美しいですね。
上部にも滝があって、
この姿は渓谷随一の景観
といわれています。



この滝で、この渓谷の滝はあと5つ。
それにしても奥の方に
こんな優美な滝もあったんですねえ。

その上にあるのが、
まず右の谷に「夫婦滝」です。



流れの中で二つに割れていたものが
一つになって滝壺にそそぐ
というものです。
年老いて、毎日細々と年金生活、
それを意識しているんですかねえ。

そして進んでいく左の谷の方には



「雛壇滝(ひなだんたき)」があります。

浅いけどなんか雰囲気がありますねえ。
川底が雛壇のようになっていて
こんな名前になっています。
長い川底の歴史が
関連しているんですねえ。

そしてそのあとこれが「琴滝」です。



高さは2mほどの滝です。
小さな流れの滝ですが、
耳を澄ましていると山の中に
琴があるような音がするので
こういう名だそうです。

聞こえるかなあ。
耳を澄ませてみましたが、
そういう音が混じっているような
そうでないような。
微妙でしたね。

道は谷底の狭い道を進んだり、
山の中に入って行ったりと、
色々と複雑に続いています。

そして次に現れたのが、
赤目五瀑の最後、



「琵琶滝」です。

高さは15m。
流れ始めから少し細くなり、
中ほどで幅を広げて、
それがまた細くなって
形が琵琶のように
なっているからこういう名です。

赤目四十八滝がこのあたりから
下流に向かって始まってゆくよという
風情を出していますねえ。

滝壺の色も深い藍色を
していてきれいです。

さあ、ではいよいよ
四十八滝も一番最後の滝を
迎えていきます。
最後という事は、滝の始まり
という事ですね。

岩壺滝。

この琵琶滝のところから
往復20分のところにあります。



このあたりまで来ると、
何時をすぎていたら
もう引き返してくださいとあります。
今までの道を引き返すと、
時間が遅いと暗闇の中を
通らないといけませんので、
時間制限を設けているようです。

doiron家が行った時は
まだまだ時間的に余裕もあるし、
谷の暗い道なので
ヘッドホンも持ってきているので
大丈夫ですからね。

谷底につけられた道なんかを
通り進んでいくと、
ようやく最後の滝

「岩窟滝」に到着です。



滝の中腹に深い石穴があるので
こういう名前になっています。

この滝の所には広場もあり、
先程追い越していった
山登りのグループも
その広場のベンチで食事をしています。

ここからあと30分ほどで、
曽爾高原やなあと思いつつ
眺めていたのですが、
実はこのグループも
ここから引き返して、
登り口の温泉街へと
戻っていってました。

まあ、かなり本格的な格好でしたが、
安全に歩こうと装備を
固めてきたんですねえ。

たしかに途中で雨が降ったり、
日の暮れるのが早かったりしたら、
かなり慎重に歩く必要がありますね。
場所によっては、
滑りそうな岩のところも
ありますからねえ。

doiron家ももちろん車に向けて、
この滝から引き返してゆきます。

でも、さあ頑張って歩いて
帰りましょうとするのですが、
まあ今回はミセスの速度に
合わせて歩いてゆきます。

ミセスももうつくよなあ
とか言いますが、
まだ半分も戻っていません。
「き、筋肉痛が」と
時折つぶやいています。
優しく誘導してあげましょう。
なにせ帰りは運転してもらわないと
いけませんからね。

とうわけで、この下の、
千手滝の売店のところで、
doironはビールをいただくのです。
こんな感じね。



つまみは何にしようかなと
店先を眺めていたら、
おばあさんが
「今日は私一人なんで、
おでんしかないよ」と
言ってきました。
はあそうですか。
サンショウウオの串焼きは
ないんですか・・なんて絶対言いませんよ。

ではこんな感じで
おでんも購入です。



滝を見ながら、

「ここは楽しいところやったね~」
とかミセスに言いながら、
プハーとビールをいただきました。

で、ようやく下まで降りて、
ああ今日はここに
泊ってもいいなあ
なんて言いながら
まあそこまでのんきなことはせず
ミセスの運転で帰路に就いた
doiron家の、
とことこ滝巡りだったのでした。

おしまい。