ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

孫を訪ねて18切符3

2020年01月31日 21時15分21秒 | 生活

大阪から、米原、大垣、名古屋と

各駅停車を乗り換えて
今は中津川に向かっています。

もう都道府県も大阪、京都、滋賀、
岐阜、愛知と越えてきました。

各停や快速ばかりですが、
18切符の特性上こういう旅になります。
電車に揺られていると、
大阪で見かけた夫婦や
三人の子ども連れの
お母さんなんかの
顔を見ますよ。
みんな多分18切符で
旅しているんでしょう。

あ、子どもの18切符は
子ども料金なのかなあ。
そんなことはないんでしょうね。

インタビューしてみたかったなあ。

土岐、瑞浪、恵那を過ぎて
電車はガタゴトと進んでいきます。
まあこの辺は中央自動車道と
並んで走っているので、
景色はなんとなく見たような感じです。

孫は待っているかなあ。
でも電車でビールを飲んで
酒臭いオジイやと思われるかなあ
なんて思いながら、
外の景色を楽しんで進んでいきます。

中津川に着いたのは
名古屋を出発してから
1時間15分後の11時39分。
ここで乗り換えのために
21分間の時間的余裕があります。



早速改札の外に出てみましょう。
左の方に観光センターのような
建物がありますよ。
そしてそこには「地歌舞伎」の
案内が張られています。



地歌舞伎とは、地元の素人の
役者たちによって演じられる歌舞伎で、
地方に根付いた取り組みです。
こういう地歌舞伎の取り組みは
岐阜県がとっても熱心で、
芝居小屋なんかもたくさんあるそうです。

ミセスはちょっと興味を持って
眺めてましたね。

駅前の広場にもいろんな
彫刻物なんかも飾られていますよ。
中山道の案内なんかもありましたね。





あっ、中津川は「栗きんとん」の
発祥地なんですね。



栗がたくさん取れて、
昔は栗を年貢の代わりに
納めてた人もいたそうです。

地歌舞伎、中山道、栗きんとんの町
というわけですねえ。

さあではまた駅に戻りましょう。



駅の中に蕎麦屋さんの
カウンターがあります。
外に店を出している蕎麦屋さんの
駅内店舗カウンターが
あるのですね。
そこでそばを立ち食いで食べている
人もいますよ。
名古屋で弁当買わなかったら
こういうお店もいいかもね。
きっとおいしいと思います。

さてここから松本までは
1本の電車です。
この電車に乗らないと、
次は2時間後の電車となりますから、
どうも今回の経路を
18切符で行くのなら、
この区間の電車をうまく
利用しないといけません。
松本まで2時間20分の

電車が走りだします。

あ、もちろん席はちゃんと取れましたよ。
まだほかにも空席がある
くらいですから全然余裕です。
もちろん駅で買った2本目の
ビールも飲み始めます。

ミセスに「飲みすぎたらあかんよ」
とか言って注意されますが、
車だったら飲めませんので、
電車の時くらい好きにさせてよ
と逆らいます。

駅で買ったおつまみをいただきながら、
遠くに見える雪を頂いた山の景色、



これは御嶽山かなあ
なんて楽しみつつ、
昼寝もしつつと、のんきに
旅を続けていくのです。



木曽福島では学生時代に、
ここから中央アルプスを
上ったことがあるので、
そんな話をしてあげます。

途中、雷がとても怖かった
思い出でした。
よくよく考えたら、
昔は北陸の山でピッケルが
ウィーンとなるような雷雲の中で
沈殿したことがありましたねえ。

よくぞまあ、ここまで
生きながらえているようです。
しかも孫を訪ねて
ビール飲んで旅してるってねえ。
人生わからんものです。

電車は塩尻で少し停車します。
ほかの電車との関連だったようです。
ここはまたとても懐かしい駅です。
友達がこの駅近くに住んでいて、
遊びに行ったこともあったなあ。

4年前には中山道と
諏訪大社を訪ねる旅も、
ここを起点に行ったこともありますねえ。

このあたりまで来ると、
北アルプスの山々も見えてきますねえ。
今はもうあんな山には
気楽に行けなくはなりましたが、
若い時にいっぱい登っておいて
よかったなあなんて、思います。
そんな山の景色を見つつ、
しみじみと考えたりするのです。

続く



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