毎週木曜日に、
決まって走っていたことから生まれた木走会。
そのメンバーに所属してもうかれこれ15年くらいになる。
この会の年間活動の中で重要な行事のひとつが
花見
この花見のために、
かつて大鍋を共同で買って
会の備品としてメンバーのひとりが管理してくれている。
それくらい、
この年に一度の花見には
みんなの期待と気合がこめられている。
メンバーが全然増えも減りもしないので、
一番年下の者はいつまでたっても年下。
そんなメンバーのひとりが、
いつも開催している助松運動公園で毎年場所取りをしてくれる。
都合のいいことに、
彼は毛布やさんだからはぎれが山ほどあるので、
敷物には困らない。
だから完璧な花見の宴席が出来上がるのです。
そんな花見をいつにしようかと、
先週話し合って
今年は4月1日と仮決定となりました。
日にち設定の決め手となったのは、
気象庁の「今年の開花は例年より早い」という予想でした。
ところが、
ここにきて気象庁のそんな予想と全く反対の
「今年の開花は平年並みかやや遅め」
との予想を民間の気象会社が出してきたのです。
桜の開花に関わる3月の気象予想の違いが、
こんな正反対の結果を出しているらしい。
う~ん、
「官」をとるか「民」をとるか。
悩むところである。
気象予報のなかで、
基本的に数値計算した結果を実況と比較していくという手法は、
MOSやPPM手法として一般的に行われている。
だから、
客観的な計算結果に命を吹き込むのが
過去のデータであるとしたら、
たかだか5年の実績を持つ「民」よりも
データ蓄積量で比較にならない
「官」の情報をやはり信用すべきなのかもしれない。
実際、ここ数年の開花予想の的中率では
「官」が「民」を上回っているらしい。
ということで、
やはり今年の花見は平年より早い
4月1日を僕としては推そうと思っている。
いずれにしても、桜前線が北上していることは間違いない。
僕の元気前線も確実に近づいてきてる・・・
といいなあ。
まずは、たま練日誌
本日、主役のたまは欠席
風邪をひいたらしい
(めずらすぃ~)
ま、こんなに気温が変動したら
無理もないよなあ
洗車したら雨の繰り返し
もうしばらく洗わんとこ
ということで、今夜はおっさん5人と
紅一点、あぶママで公園内外周を
6周?7周?8周?
ちゃんと数えていた人が誰もいないなんて・・・
みんなで脳トレーニングもしなくては
そのあと、いつもの風呂屋と宴会
食堂では、い~~っつも手巻き寿司を頼んでいたけど
今日は少し趣向を変えて親子丼にしてみた。
渡した食券を見て
食堂の兄ちゃんが思わず
「今日は手巻き寿司と違いますやん」
心なしか、残念そうなのは
さては入ってきたときに、顔を見て
てっきり手巻き寿司やと思い込んで
仕込みを始めてたのかも
きっと今頃、売れ残った手巻き寿司を
泣きながらほおばっているんやろなあ
「今日の海苔は涙でしけってしょっぱいぜ」
なあんて言いながらね
んなわけないか
さて、今日のもうひとつのお題は
お財布ケータイ
マニュアルと格闘しながら
チャージした5000円が
そのまま残っていた
使ったのは、通勤途中の
サンクス
これまで、ローソンは
ローソンカードを使っているものの
他のコンビニは全部キャッシュ清算だった
家の近くにある行きつけのコンビにも
Y.D.Sなので、キャッシュ清算
ようやっと、サンクスがお財布ケータイで
Edy清算出来るようになって
ごひいきが増えました。
お茶とのど飴を買ってレジへ
清算時に、Edyの機械を指差して
「これ使います」
あらかじめロックを解いておいた
ケータイをかざしてみた。
初めて使うのに、ばれないように
さも慣れた手つきでね。
だから、顔は平静でも
内心はとってもワクワク
すると、機械が突然音をたてた
シャララララ~ン
不覚にもその音に反応してしまいましたな
うん、これはブログに書かなくては
そう思ったら笑いが止まらず
ニコニコしながら商品を受け取ってしまいました
初心者まるだしですやん!
50年生きた。
ひと昔まえなら、ぼつぼつ寿命。
大昔なら、村の長老と
あがめられてもおかしくない歳だ。(^^;)
だから今日は自分史的には歴史的な1日だ。
人類がはじめて月に降り立った日よりも、
ガンバがJで初優勝した日よりも
僕には重要な記念の日だ。
50年
普通、長いよなあ。
でも、すぐだった。
やりたいことやって、
夢追いつづけてあっという間の50年だったなあ。
ま、全然たいした人生じゃないけど、
一生懸命は生きてきたかな。
それは胸はって言えるな、うん。
ほかにもやりたいことはいっぱいあったけど、
隙間無く人生を埋め尽くしてきたから、仕方ないしね。
そう考えたら
人生っていろんな選択の結果なんやね。
得るもの、捨てるもの、ぜ~んぶに意味があってね
50歳になった今も、
心の中に夢の蕾はいっぱいある。
大輪の花を咲かせられるような優れた人間ではないけど、
そんな夢の蕾をいっぱい小さな花にして、
せめて花吹雪にして楽しみたいな。
まあ、自分が思っていたより素敵な50歳を迎えられたかな。
だから、今夜は
Happy Birthday To Me!
町石道を走ってきた。
高野山町石道は
弘法大師空海によって高野山の開創直後に設けられた参詣道で、
紀ノ川流域の慈尊院(海抜94m)から
高野山大門を経て
根本大塔または奥の院弘法大師御廟に至る
高野山へのいわば表参道にあたる。
参道とは言っても、
標高差は約700m、
距離約23キロの山道だ。
町石道の名前はこの道180町の間に
1町ごとに石が建てられているからで、
その石には高野山に至る残りの町数と
密教の仏尊を示す梵字が刻まれ、
それらをたどる人々を
曼荼羅の世界へと導くという仕掛けになっている。
この道、レースでは3回走ったことがあるけど、
レースだったので景色を楽しむこともほとんどなかったから、
一度ゆっくりと町石道をマラニックしてみようと思い、
天気が良かった土曜日に出かけてみた。
午前7時半に車で家を出て、
紀見トンネルを越え橋本から高野山まで一旦登った。
ゴール後の着替えを車においておいたほうが
身軽に走れていいと考えたからだ。
大門横の「名物力餅」の店の人に車を止める場所を聞いてみた。
「あの~、この近くに車止めるとこありますかねえ」
「駐車場はあるけど、どこ行きはるの?」
「今からケーブルと電車で九度山まで降りて、
町石道を登ってこようと思ってるんやけど」
「ほな、明日までとめるんやな」
「いえ、きょうの夕方には戻ってくるつもりですが」
「今日中ってあんた、歩いたら6時間かかるで」
「いえ、走りますから」
「ま、今日中にもどるんなら、そこの観光協会の横に停めといたらええわ」
最後は好きにしたらええけどわしは知らんで、
みたいな感じでしたな。
車をとめてから駅まで走って、
乗り継ぎの悪いケーブルと電車で九度山に着いた頃にはもう12時。 九度山駅にて
駅で一発記念撮影をしたあと、
ようやく本日のランが始まった。
慈尊院に着いたのは12時10分。
参道の小さな駄菓子屋で食料
(バームクーヘン、チョコクッキー、おかき) 町石道、のぼりの起点。180町石
を買って、慈尊院の中にある最初の町石(180町石)を
スタートしたのは12時20分だった。
この道を、
これまで最短時間で登った人は和歌山の水本という人で、
時間は1時間33分。
「高野の小天狗」の称号をいただき、
今も社殿に大きな木の札に書かれて掲げられてある。
私のベストタイムは1時間50分。
高野のコテコテ天狗と呼んでください。
ですが、今日はそんなに飛ばすつもりも体力もない。
目標を4時到着とし、登り始めた。
泉大津の駅にあった町石道のガイドパンフレットをもってきていたので
そこに書かれたコースタイムと比べながら、
速さや休憩時間を調整。
途中、頑張って走ったところもあったけど、
ほとんどの部分をのんびりと歩いたり、
写真も撮ったりしながら、
春の風景を満喫した。
心配していた身体の不調も出ず、
すこぶる快調。
花が咲き、木の芽が膨らむ本当に気持ちいい道でした。 土筆
途中、フキノトウ、クレソン、土筆もゲット!
これでかきあげ天ぷらにしたらさぞかしうまいやろうなあ
名づけて
「春の高野山かきあげ」
後半はさすがに足もだるくなったけど、
そんな疲れも練習になっているんやと思えば気持ちよかったなあ。
大門に到着したのは、
予想タイムと1分しか違わない3時59分。 高野山大門
車で軽く着替えて、
車の件のお礼に力餅を買いに行ったら、
朝の店主が「え~、もう着きましたんか」と驚いてましたわ。
まだ暗くなるまで時間があったので町石道の終点、
根本大塔と奥の院弘法大師御廟に行った。
奥の院には実にいろんな人のお墓があるねえ。
織田信長、豊臣秀吉、武田信玄、伊達政宗といった歴史上の人物から
花菱アチャコの墓まで、約30万基があるらしい。
一番奥にある御廟は、
淡い光を灯した燈籠が整然と並べられた厳かな空間でした。
ほとんど人がいなかったのに、
大勢の人々の思いに圧倒されそうでしたな。
ここならどんな願いも叶いそうで、
渾身の護摩木を奉納してきました。
御廟の前で一心にお経を唱えている人がいましたが
あんなふうに心を無にして
お経を唱えられたらと、
実はひそかに思っているのです。
日が落ちて、
すっかり暗くなったワインディングロードを下り、
橋本で今下ってきた山並みを見渡せる温泉
「湯の里」で露天風呂に入ってきました。
ほんとに贅沢な休日でしたあ。
本日のたま練あったかかった~
キロ5分で5キロラン、
前後にアップ・ダウンあわせて3キロ
久しぶりやし、ワシも体調万全でもないから
今日はこれくらいかな。
そして練習後はいつものだんじり湯に直行
風呂から上がって後の食堂で
この前から注文がなかなか出てこない時があって
いろいろ文句をつけてたら
厨房の兄ちゃんに覚えられた
今日も風呂屋の玄関で靴を脱いでたらそのにいちゃんが
厨房の奥のほうでこっちむいて挨拶してたし
ほんで帰りには、厨房のお姉ちゃんにも
ランニングのお誘いまでする始末。
とにもかくにも、だんじり湯食堂では
有名グループになってしまったようですな
さて、たま練を終えて帰ったら
人間ドックの結果が届いていた。
心臓、γーGTP、糖尿、尿酸値
そのあたりが気になるところだ。
学期の終わりに通信簿を開けてみるような
そんな気持ちで開封した。
まず、目に飛び込んだのが総合評価だ。
「γーGTPが軽度高値の他は、今回の検査で
問題とすべき所見は認められませんでした」
ほっ!
まずはひと安心。
で、その後は余裕の気持ちで詳細を確認した
Bの項目(わずかに異常を認めるが、日常生活に支障なし)
を見てみると
まず、血圧
臥位で134/78と上が高い
これは心電図測定の時に測ったもので
正直、心電図の方が気になる状態で計ったから仕方ないか
次に、その心電図
「左側R波増高(軽度左心室肥大疑い)」
う~ん肥大かあ
運動してるし、しゃあないな
って勝手に納得
そして、電解質の項目では
カルシウム不足
これは少しショック
生まれて初めていわれたなあ
カルシウムが少ないと怒りっぽくなるとか
じゃなかったっけ
別に怒りっぽくないけどなあ
まあとにかく明日はめざしでも食ってみるか!
そして最後のBが
γーGTPの高値
標準で60以下でありたいところが72
泉州マラソンを終えて10日ぐらいしか経っていないからじゃろ
なにせ以前、マラソン2日後に検査した時は
150くらいあったときもあるからなあ。
突然ですが
こんなんあったら面白いのにシリーズ・検査結果編
例えば
「余命」・・・あと10年は生きられます。
ただし、この判定の有効期限は2年です。
とか
「脳年齢」「肌年齢」「体力年齢」
「頭髪年齢」「××年齢」など
(××はご想像におまかせします(^^;))
また、身体計測では、
「あなたの体型は、芸能人、歴史上の重要人物のうち
○○にそっくりです」とかね
脳ドック受けた方がいいかもぉ
最大で5mくらいの落葉低木に咲く、地味な花。
他の花に先んじて「まず咲く」ところからこの名前がつけられ、
「豊年満作」の願いもこめられているとか。
冬に葉っぱをあらかた落として、
見通しのよくなった雑木林の中で、
枝先にいっぱい黄色い小さい花をつけるので
今の季節とても目立つ存在だ。
この花が咲き始めると、林は急に春の息遣いを始める。
学生の頃はよく山歩きをした。
今までの生涯で登った山のうち、
80%はこの頃に登った山だ。
そんな山行の中でも
残雪に被われた明るい森の中を、
ザクザクと雪を踏みしめて歩く早春の山はとても楽しかった。
夏は深い雑草と
「ブト」と呼ばれる毒虫、

冬は背丈を越えるような深い雪に阻まれる北陸の里山で、
2万5千分の1の地図に書かれた点線を、
踏破のしるしに赤く塗りつぶせるのは
この時期しかなかった。
雪解けの沢ではザゼンソウが悪臭を放ち、
沼地でイモリが産卵をしていた。
フキノトウや雪割り草が顔を出し、
気の早いギフチョウが花々を訪ね飛ぶ。
そんな景色が今もくっきりと脳裏に浮かぶ。
そういえば今日は啓蟄やなあ。
僕もそろそろ冬眠から目覚めなくては!
この土日は
大きな移動性高気圧に覆われて
春めいた穏やかな週末でした。
少しずつ体を動かし始めながらも
決して無理はしないでおこうと
エントリーしていた篠山マラソンもDNS
年にそう何度もない
穏やかな休日となった。
篠山の皆さんはどうやったかなあ
さて、バイクが気持ちいい季節になってきた。
先週、kaisanのニューバイクお披露目ライドに同行した後、
チューンナップのため
ショップに持ち込んであったマイバイクが今日帰ってきた。 ハンドルに注目
いじったのは基本的に3ヵ所。
一つ目はハンドルの交換だ。
ドロップハンドル→ブルホーンハンドル
今のバイクに変えてから
一年間ドロップハンドルを使用していたが、
どうもブレーキレバーに力をいれにくいのが不満だった。
STIレバーが大きくて、
指の短い僕には
普段のポジションから微妙なブレーキをかけにくく、
山が思いきって下れないのだ。
ブレーキ操作がしにくいばっかりに、
スピードにブレーキがかかるというのは皮肉な話やねえ。
変えた「ブルホーン」は、
前のバイクでも使用していた。
以前は大会によっては
その形状が安全性に難ありということで
使用が認められていなかった時代もある。
どんな経緯で認められるようになったのかは
よく知らない。
前方に突き出たバーの先端にブレーキがつくので、
レバーをしっかり握れるため操作がしやすい。
バーテープもフレームロゴの配色にあわせて
シブいやつを選んでみた。
ハンドル周りでもうひとつ気になるのがエアロバーだが、
まあこれは自分でも簡単に交換できるので、
いまのプロファイルをしばらく使用してから
検討してみることにした。
2つ目は、登はん性能の強化だ。
リアのギア交換 一番内側の2枚を交換
一番上と上から2番目のギアの歯の数を
25枚と23枚から、
27枚と24枚のものに交換した。
これにより数グラム重さは増すかもしれないが、
確実に登りは軽くなるはずである。
これで、フロント39枚、リア27枚という
標準仕様では最も軽いギア比を装備した。
3つ目は、体にかかる負荷の軽減
サドルの変更 真ん中に穴が開いてます
これまでのフライトチタンから
スペシャのバイオデザインのサドル
「ALIAS」に変えた。
最初、ショップでサドルを変えると言ったら、
「え~、勇気ありますね」と言われた。
お尻にかかる負担を考えたら
自分にあってるサドルは絶対に変えないという人は多いらしい。
そう言えば、
バイクはピカピカでもサドルはボロボロ
というのを良く見かける。
たしかに、サドルの位置、形状は重要だ。
僕も調整という面では最も気を使うところだ。
乗っては降り、
降りては乗りながらミリ単位での調節を繰り返し
最適ポジションを探る。
どこかにぴったりのポジションが必ずある。
しかし、
そもそもサドルにお尻を乗っけているようではダメだという人もいる。
体重の多くは
サドルではなく足を経由して
ペダルに乗せなければならないというのだ。
たしかに、
それができればそれほどサドルに気を使う必要もないはずなのだが、
いかんせんロングトライアスロンでは
バイクに乗ってる時間が5~6時間と長い。
ながーい下りでは、
サドルにどかっと座って休憩もしたいもんね。
あと小さいところでは
前のバイクに使用していた
スリースポークのホイールも
今の10枚仕様に変えた。
こうして小さな変更を積み重ねて
自分のバイクワールドを作っていくのも
トライアスロンの醍醐味やね。
壮絶な体力勝負に見えるこの競技にも
こんなテクニカルな側面があることは
ほんとにやったもんしかわからんやろなあ
決戦は7月
僕の10年の集大成となるレースまであと4ヶ月。
克服しないといけない課題は多い!
人間ドックに行ってきた。
毎年、年1回この時期に行ってるのですが、
これは昔、
トライアスロン申込に医師の診断書が必要だった頃からの名残なのだ。
「負荷心電図等による診断の結果、
トライアスロン競技出場を妨げる所見はない」
医師によるこの旨の診断書が
ほとんどの大会の申込みに必要だった。
しかも大会によっては原本が必要だったので、
そんな大会に申し込む際はその都度、
多大な手間と多額の費用を払って
診断書を手に入れなければならなかった。
こんな申込方法ばかりだったら
間違いなくトライアスロンの発展、普及は望めないだろうと思っていたら、
徐々に緩和されて、
7、8年前くらいからは、
コピーでも可とする大会が増え始めた。
しかし、
それにしても少なくとも
年に一度は受診と診断書の作成が必要だったので、
それを人間ドックの結果表で代えられないかと問い合わせたら、
たいがいの大会がそれでもかまわないとの返事だったので、
以来人間ドックは
トライアスロン申込が始まる前の
この時期に受診するようになった。
とまあこういう理由なのだ。
最近は
トライアスロン人口も伸び悩みの状況にあり、
そのことを反映して、
申し込みの条件もさらに緩和されてきている。
すべて自己責任でということになり
診断書を必要としないばかりか、
大会会場の風物詩であった
バイクの検車さえも必要で無くなってきているのが現実だ。
よーいしょっと。
トラのことはまた別の機会に書くとして、
話をドックに戻そう。
受診したのは、新大阪のとある機関。
朝からラッシュにもまれ、
間違えて女性専用車両に乗らないように気をつけて地下鉄に乗車。
この女性専用車両というのも・・
いや、やめとこう。
今日は人間ドックの話だ。
ようやくたどり着いた施設で受付を済ませると、
そこからはベルトコンベアに乗ったみたいに、
各項目の検査が続いていく。
ちょっとここには書きづらい項目は省きながら、
順を追って書いてみよう。
採血
僕が当たったのは年齢から見て、
3人いた看護師の中でも一番のベテランさんだった。
注射はやっぱり慣れた人がいいね。
前回は若い看護師さんで、
それだけで喜んでたら
針を刺してから血が出ないので、
刺したままグリグリされて痛い思いをしたことがあった。
今日のベテランさんは座るやいなや、
「アルコール消毒しますが、
アルコールで気分悪くなったことありますか」と聞いてきたので、
「アルコールを飲んで気分がよくなることはしょっちゅうです。」っていったら、
「そら私もや」と言うてはりました。
ノリのいい人でしたな。
ま、こんなこと言う親父ばっかり相手しているんやろうけどね。
注射は見立てどおり大変上手でした。
超音波検査
これ、これ。これが苦手なんです。
お腹やわき腹をグリグリされて
くすぐったいことこのうえない!
いつも「うひょひょ~」と悶え苦しんでいます。
おまけに女性の技師さんが覆いかぶさるようにして検査するでしょ。
そこへ「うひょひょ」ですから、
すごい絵になってるような気がしますな。
血圧測定
ここんとこ家の機械や、
かかりつけの医者で高めの値が出ることが多かったので、
少し緊張したらやっぱり高い数値が出た。
ここもベテランの看護師さんだったので、
去年の結果と見比べながら、
大きく3回深呼吸してくださいといわれ、
言うとおりにした後、再測定。
下がった。
血圧ってちょっとしたことで上下するんやねえ。
ときどき血圧の数値が高くなるくらいの症状なので、
検査結果には「トキメキ症候群」て書いてくれないかなあ。
視力検査
「⊂」だったら右、
「⊃」だったら左
って答える例の検査です。
この検査は、
モチベーションの高低でずいぶんと結果が変わるよなあ。
見てやろうという意思が強ければ見えてくるし、
どうでもいいやと思ってたらすぐに
「わからない」と答えてしまう。
今回は、かなり目を凝らして見たら、
結構見えた。
こんな風に、気持ちで変わる検査なんておかしいなあて思って、はっと気づいた。
そう、気持ちも含めて視力なんやと思えばいいんや。
物事を一生懸命見ようとする力も視力の一部なんやね。
バリウム
ってこれは検査の名前やないし。
でもまちがいなく、
人間ドックのメインイベントではある。
レントゲン台に立ってまず飲むのは、
おなかを膨らます炭酸の顆粒。
「ゲップは我慢してくださいね」と言いいながら渡される。
もうこのときは、
ゲップて我慢できるんかいなと思っているので、
「じゃあ、現金一括ですか」
って返す余裕もない
(そら「月賦」や)。
それからバリウムを2回に分けて摂取。
飲んでみると、
案の定さっきの炭酸の影響でこみあげてくるゲップを止めることが出来ずに、
口にとどめてもう一度空気を飲み込んでみたりするのだが、
やっぱりX線はごまかせないなあ。
「すみません、もう一回飲んでください」
と再度顆粒を渡されると、
こんなことならさっき思いっきり
ゲップしたら気持ちよかったのにって思ってしまう。
炭酸顆粒を2回飲むのは毎年恒例となっており、
今年こそは一回でと思うのにいつも徒労に終わるのだ。
レントゲン台は、前後左右上下と自由自在に動く。
その上で僕らは右を向いたり、
左を向いたり、回転したり。
時には、頭が下になってさかさまになることもある。
お年よりはどうしてるんやろなあ。
身体測定
身長は、やったあ、3mm伸びた。
まだまだ思春期?
相当無理あるし。
体重は、う~ん、減量せななあ。
体脂肪率
が~ん、が~ん、が~ん。
(ん?ちょっと前にこんなんあったな)
肺活量は、ま、これはあんまり変わらずということで。
あと、測ってほしいのは最大酸素摂取量かなあ。
とそんなことを考えてたら、
ここで、また例の脳みそチクチクの発作が起こった。
身体測定で、
あと、垂直とびとか、骨密度とか、左右バランスや負荷心電図なんかを測って、
身体能力からその人にあった生活習慣や練習方法をアドバイスする
「マラソンドック」
そんなんあったら面白いのになあ。
2泊3日くらいで、合宿しながらやるやつで、
案外楽しく健康と向き合えるのでいいんやないかなあ。
僕が医者やったら絶対するんやけどなあ。
あかん、ネットでこんなん書いたら、
アイデアをパクられるかもね。
総括
まあ結局この日に出た結果から見る限りでは異常なしということでした。
ぼちぼち休養期間を終えて動き始めよっと。