江戸の時代に花開いた商業の町、日本橋。
今日は、この中心でもある日本橋三越を訪れた。
ちょうど、箱根駅伝のゴール手前と言うこともあり、賑やかでした。
たぶん、東京生活をしていた20年以上前には、仕事帰りに寄った
こともあるのだろうが、最近では2回目。
3年前、仲間が関係する「タイタニック展」に来た以来である。
ちょうど一昨夜、大正期の東京を再現と云うテレビ番組をやっていた。
このころ日本橋や浅草には、西洋風の建物が立ち並び、大正ロマンの
風情漂う賑やかな場所だったそうだが、一方下町では、ボロ工場と煙突が
立ち並び、その廻りには、貧民窟と呼ばれる劣悪な環境の地方上京者の
スラム街があったそうだ。
その後、関東大震災。続く太平洋戦争で、東京は壊滅した。
おごれるのは久しからず・・・
思わず、成長華々しい周辺国を想像してしまうが、実は日本にも、
ついこの間(昭和30年代頃)まで、同じようなとところがあった。
そして今でも、大都市には貧民街があり、ホームレスの人達がいる。
それでなくても、災害に弱い都会・・・、大地震の心配もある。
何かの時には、助け合えるような、明暗のない社会であって欲しい。