あさって2月23日は、天皇誕生日の祝日で「富士山の日」。
山梨では、リニア工事に関してのJR東海vs静岡県知事なみに、
「富士山登山鉄道」の可否で山梨県知事と富士吉田市長が攻防戦を
繰り広げています。ともに、何も手をつけないのが自然を守ること
といった論議があるようですが、昨年は、何の保護対策もしないま
までナラ枯れとなっててしまった大室山のミズナラの大木は、伐採
されるハメになってしまいました。
そして、富士山北麓の森はマツクイムシやナラガレ病の被害をしの
ぐ勢いで、重機で切り開かれています。ある意味当たり前の話なの
でしょうが、皆が勝手に富士山という資源を欲のままに切り開き、
開発して行くとしたならば、富士山はどうなって行くのでしょう。
もっと、大局的な見方で富士山の未来と保護を見据え、国の大きな
力で整備し、富士山の現状を維持していくべきではないでしょうか。