富士山麓より ・・・ 一歩ずつ ・・

富士山麓をステージに、一歩ずつ・・・日常で、フィールドで、出会った諸々を、見るがまま、自然のままを、徒然に・・・!

「夏」を、前にして・・・

2012年06月25日 22時30分20秒 | 日記


この週末、栃木県のとある山に行って着ました。可愛い花を見に・・・

この花は、「コウシンソウ」と云う、絶滅危惧種の特別天然記念物で、
この時期だけ、限られた場所で、花が見られるのです。

車止め付近から林道・山道と約3時間、中間点の山荘までは意気揚々
でしたが、その後の岩山・絶壁登りでは、ノックアウト寸前の試練を
体験しました。
気温も20℃以下の比較的涼しい気候でしたが、さすがに湿度は高め、
垂直登りの岩場が続くうち、意気が切れ、用意した水分も底を尽きは
じめ、水分をセーブしているうちに足がふらつきはじめました。
どうも、軽い熱中症になりかかったようです。

目的の花も見つけられて、なんとか山頂まで到着しましたが、
食欲がありません。なんとか、宿で用意してもらった大きなおにぎりを
詰め込み、下山してきました。

途中で休んでいる人に聞くと、僕と同じようにヘビー級の方々は苦しかっ
たようで、改めて、小まめな水分・ミネラル分・エネルギー減の補給の
重要性を、思い知りました。

ちょうど、沖縄から梅雨も明け始め、もうすぐ「夏」です。
節電の取り組みからも、「熱中症」への警戒が呼びかけられていますが、
直射日光や気温上昇への注意とともに、体温調整や水分補給の心がけが
必要ですね・・・
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時代の流れ ・ ・ ・

2012年06月21日 00時57分52秒 | 富士山


台風一過、夏の空がのぞいた。
そんなすがすがしい空の下、やりきれない作業に追われる人々・・・

このところ山梨県内では、造成地での不法投棄が、あちこちで事件になって
いる。造成を引き受けた現場に、密かに他の現場で出たガラ(廃材・産廃)を
埋め込み、知らん顔で、個人や法人・行政に引き渡していたのだ。

そんなこと、つい10年前には普通にまかり通っていたらしいが、
今では明らかに、違法行為、犯罪行為となっている。
(現に、我が家の下にも埋まっているとか??)

富士山の麓の不法投棄も、過去には何の規制も無く、皆、
裏庭感覚でゴミをすてていた。(実際、燃やすか埋めるしか無かった…)
行政による収集が完璧になった今、NPOなどの問題提起もあって、
一般の不法投棄は減っているが、業者の不法行為は残っているようだ。

個人のゴミの処分は、お金がかかるだけだが、業者のごみ処理がお金になる。
処分代をとって回収した廃棄物を、正規の施設に持っていかず、
安上がりな処分方法をとれば、その差額が儲けとなる。

後から罪に問われて、信用と仕事も無くなった上に、手間のかかる処分作業を
しなければならない。(責任者が、現場に出るとは限らないが…)

時代錯誤の、割にあわないごまかしだ。
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森林税、元年 ・ ・ ・

2012年06月16日 10時00分35秒 | 自然・体験・学習


今月5日、都留文付属小に続き、甲府市立北東中1年生の学校林活動に、
ネイチャーゲーム講師として行って来ました。
まず1年生は、自然遊びのネイチャーゲームで、学校林に親しみを持って
もらい、その後森林整備活動へ…、といった取り組みです。

実は、山梨県下多く小中学校には学校林って言うのがあったそうで、
(今もあるはずだが、手が回らず忘れられている所もあるとか・・)
まだまだ貧しかった昔、生徒・児童が自ら管理して育て、
木材としてを売ったお金を、学校の備品や活動の為に使っていたそうだ。

今年から、山梨県では森林税が導入され、県土の多くを占める森林の管理
に当てられることになりました。
だけど、多分、殆んどの県民は???、まっ500円だからいっか!てっ、
感じではないでしょうか。

富士山の世界遺産や観光振興などなど、何でもそうですが、
まず、人々にわかってもらう事、多くの人で取り組むことが大事で、森との
関わりがなくなった近代では、実際に森作りを体験する事は重要です。

これから、益々、多くの学校、地域での親子参加の機会を、まず増やして
いってもらいたいものです。

依頼すれば、様々なメニューを提供できる人材も、県内に居ますよ。
(箸づくり・木工・炭焼き・山の幸・保存食作りなどなど…)

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犠牲のリス、安らかに ・ ・ ・

2012年06月10日 22時41分18秒 | 富士山


本日夕方、長い運転を終えて自宅近くに来たところ、
1匹のニホンリスが、道路に死んでいた。

明らかに、車に撥ねられたようで、口から内部も出ていた。
このままにしておけば、何度も轢かれて無残な姿になる・・・

車を駐車場に入れて直ぐに、手シャベルを持って行き、
道脇に穴を掘って葬ってやった。南無・・・

撥ねられたばかりなのか、体は硬いが、まだ温かった。
つい先ほどまで、生命が通っていた証拠だ。

先月から、国道からの入口付近でも、大規模な伐採・開発が
始まっている。
森は消え、生息地を狭められた動物達は、事故で命を落す。

例え、人でなくても、森の中の道ではスピードを落して、
気を付けて貰いたい。
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癒しのエコツアー ・・・

2012年06月04日 18時40分17秒 | 富士山


6月2日の午前、某流通グループの労組の方方を、
河口浅間神社の裏山にある「母の白滝」まで、ご案内してきました。

ふじざくら企画としてご提案している「癒しのエコツアー」の1コースで、
いにしえの聖地「母の白滝」は、富士講の人々が身を清めに訪れた場所
でもある。

渓流沿いに、爽やかな空気を吸い、滝や川のせせらぎの音を聞きながら、
癒し効果のあるマイナスイオン、1/fの自然界の音に包まれる・・・

わか葉燃ゆ山道を30分ほど登っていくと、突然現われるのが、
冷気とミストを涌かす2段の滝だ! ・・・・・・・

2時間あまりのツアーでしたが、ガイドの私も癒されたひと時でした。

6月は、自然体験などのガイドが集中して行きます。
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