本日、東京からの知人を案内して、久々に忍野八海を訪れた。
予想していた通りの外国人旅行者の山。富士山をバックに、歴史ある
湧水群に出来た純和風の家並、外国旅行者たちを喜ばせるには完璧な
ロケーションだ。ただ、世界文化遺産である忍野八海の文化・地学的
価値は、どうでもよいようだ。食べ物にしても、せめて蕎麦やうどん、
川魚の塩焼きや草餅などがお薦めだが、肉串焼きやせんべい、韓国風
ドックなどの新店舗が人気だったりしている。
お客様の希望で屋台風の食堂で食事をしたが、給食のような川魚と揚
物の定食やイカ焼丼などの不思議なメニューがある中、蕎麦類だけは
美味しかった。
ある意味、外国人向けの商店街としては成熟・成功しているのかな?
その点、ただ集まる観光客をたむろさせているだけで、商業化出来て
ないF市のほうが、遅れているのかも知れない。
何処にしても、こうした盛況の場に、旨くガイドツアーを絡めれば、
更に深い観光体験とアイデンティティを与えることが出来るのだが。
それにしても、やっぱり、富士山のある風景が一番の観光資源だ。