申告は、人生劇場？ ・ ・

２月も明日で終り・・・
毎年度のけじめで、事業の税務申告をして来た。
今年は、父の土地の譲渡申告もやる羽目になり、苦労したが、ホッ！で
ある。

父の分の申告相談を終り、E-TAX待ちながら、ドラマを感じた・・・

片田舎の税務申告会場、そこは、ある意味、人生劇場である。
病院でもないのに、なぜか奥さんを伴った包帯姿の伯父さんたち・・・
申告手続きをするのは、もっぱら奥さんなのになぜ付いて来るのだろう？
たぶん、不慮の事故に伴う医療費控除を申請するのであろうが、基本、
本人のケガの程度をアピールする必要はない。

おばちゃんの分の申告をしに来た、中年の女性がそわそわ何かを探し始めた。
知り合いの方が「どうしたの？」と声を掛けると、「年金の源泉証明書をな
くした・・・」とのこと、書類を順番待ちの椅子に置いたまま、飛び出した。

しばらく、携帯で話す男の声が響く・・・「それが～、ダメなんだって！・
・・まあ、納付ゼロで良かったけど・・・そっちは、どう・・・」

しばらくして、係員が声を張る「熊谷さん、いますか？熊谷さん・・・」
どうも、さっきの女性のことらしい。
しばらくして、帰ってきた。そして、「ありがとうございます。・・・」
何やら、駐車場に落ちていたのが、届けられていたとのことだ。
やれやれ・・・

ふと気付くと、部屋の隅で若い男性が係員に詰め寄っている。
「E-TAXの控除は付かないんですか？・・」
「それは、家のパソコンで打って、カードリーダーと住基カードで電子申告
した場合で・・・」同じ問答を、繰り返している。

大変だ～。心の中では、「わからない人だね～・・・」と、
爆発してるかも？？

てなわけで、やっと番が回って来た。やさしい女性事務員に入力してもらって、
数分で完了。お互い、お疲れ様でした。

海の釣堀にて ・ ・ ・

この週末、幼馴染みの仲間の旅行で釣りをしてきました。

東伊豆・網代港に入ってすぐに、筏(イカダ)釣りの東海の受付がある。
７名だったが、８名だと一人五千円が４千円になるので、竿を８本
借りて、手ぶらで渡し舟に・・・

沖合い１００ｍ程に並ぶ筏には、テラスの筏と魚のいけすとが、
交互に並んでいる。
エサの小海老とリール竿をもらい、習いながら針を下ろす。

しばらくして、２０cm代の鯵や３０cm近くの鯛がつり始めた。
釣れない人には、餌を付け投げてくれ、釣れるようにしてくれる。

制限時間の１時間で、皆、鯵や鯛を３～７匹を、釣る事が出来た。
魚でいっぱいになったアイスＢＯＸと笑顔で、再び漁港へ。
それぞれの釣果を持ってきたレジ袋に分け、２つのアイスＢＯＸに
氷でサンドイッチにして持ち帰った。いい、土産になった。

実際の海釣りでは、こうは釣れないだろうが、これはこれなりに
間違いのない楽しい釣り体験だ！

家族連れの子供たちも、手ごろな大物釣りを、楽しんでいた。
持ち帰りは無料で、アイスＢＯＸも有料で用意してあり、
予約をしておけば、バーベキューを楽しむこともできる。

久々の釣りだったが、このお手軽さ、ハズレのなさは、嬉しい。

・ ・ 酔狂な、ひとたち ・ ・ ・

　昨日、今日の２日間、例年この時期に行われている
(社)日本ネイチャーゲーム協会の総会に出席してきた。
お役人が、新たに民間団体に枠を嵌め込もうとしている
法人改革を前にして、喧々諤々の会議であった。

その帰りのバスで、地元の後輩と一緒になり、その用で来た事を
話したところ、「へ～、全国組織なんですか？・」と、・・・

そう、南は沖縄から北は北海道まで、この会のメンバーは居るのだ。
しかも、被災に遭った東北の各県からも、豪雪で交通に影響が出ている
県からも、重い荷物を持って、退屈な会議の為に来て居るのだ・・・。

決して、儲け話の組織ではない。ボランティア的に、
自然体験プログラムを、子供たちなどに提供している団体だ。

４０才まで所属していたＪＣは、将に、酔狂な団体だったが、
こうした市民活動の組織も、好きでなければやってけない、
時間も、お金も、体力も費やす、活動だ。

こうした、酔狂な人たちが多くいれば、
世の中は変わるだろうか？

素朴な味に、甘んじ ・ ・ ・

はて～、これは～・・・
出来損ないの鯛焼き・・・いえいえ、これは、「国鱒焼」。
先の週末から始まった西湖樹氷まつりで、初売りの品だそうです。

１月の元旦に引き続き、２月も１日がコウモリ穴のガイド当番となり、
朝から詰めましたが、お客様も無く、空き時間に会場に行った次第です。

会場の西湖野鳥の森公園には、例年通り様々な氷の巨大オブジェ・・・
厳冬の折、皆太めの仕上がりで、特に「スカイツリー」には逆効果？
ギャラリーには、昨年に引き続き「クニマス」の標本が展示されていました。

河口湖町のお祭りイベントは、毎度ながら田舎くささプンプンだ。
それが良いと言うお客様も居るだろうが、もう少し企画性と実行性が伴えば、
もっと垢抜けたイベント・お祭りとなるだろう。

最近、Ｂ級とか言うご当地グルメも流行りだが、
Ｂをめざしていては決してＡは取れず、たいがいはＣかＤである。