「ララピポ」 (幻冬舎文庫) 奥田 英朗 2011.11.17
みんな、しあわせなのだろうか。「考えるだけ無駄か。どの道人生は続いていくのだ。明日も、あさっても」。対人恐怖症のフリーライター、NOと言えないカラオケボックス店員、AV・風俗専門のスカウトマン、デブ専裏DVD女優のテープリライター他、格差社会をも笑い飛ばす六人の、どうにもならない日常を活写する群像長篇。下流文学の白眉。
こんな小説も書くんですねぇ。なんか不思議な感じの連作でした。でも、ただのエロ小説じゃないですよ。やっぱありますよ、深いところに…。でもやっぱ、深いところには何もないのかな? キャラ的には特に第6話の玉木小百合がいい。
7点(10点満点)
みんな、しあわせなのだろうか。「考えるだけ無駄か。どの道人生は続いていくのだ。明日も、あさっても」。対人恐怖症のフリーライター、NOと言えないカラオケボックス店員、AV・風俗専門のスカウトマン、デブ専裏DVD女優のテープリライター他、格差社会をも笑い飛ばす六人の、どうにもならない日常を活写する群像長篇。下流文学の白眉。
こんな小説も書くんですねぇ。なんか不思議な感じの連作でした。でも、ただのエロ小説じゃないですよ。やっぱありますよ、深いところに…。でもやっぱ、深いところには何もないのかな? キャラ的には特に第6話の玉木小百合がいい。
7点(10点満点)