「真夜中のマーチ」奥田 英朗 (集英社文庫) 2011.11.25読了。
自称青年実業家のヨコケンこと横山健司は、仕込んだパーティーで三田総一郎と出会う。財閥の御曹司かと思いきや、単なる商社のダメ社員だったミタゾウとヨコケンは、わけありの現金強奪をもくろむが、謎の美女クロチェに邪魔されてしまう。それぞれの思惑を抱えて手を組んだ3人は、美術詐欺のアガリ、10億円をターゲットに完全犯罪を目指す!が…!?直木賞作家が放つ、痛快クライム・ノベルの傑作。
まただよ、また。こんな小説も書けるんだ。よな。やっぱり。しかし、この作家は人物造形がホント上手い。「最悪」「邪魔」系とはまったく違う、クライム・ノベル。しかも最高に面白かった。
9点(10点満点)
自称青年実業家のヨコケンこと横山健司は、仕込んだパーティーで三田総一郎と出会う。財閥の御曹司かと思いきや、単なる商社のダメ社員だったミタゾウとヨコケンは、わけありの現金強奪をもくろむが、謎の美女クロチェに邪魔されてしまう。それぞれの思惑を抱えて手を組んだ3人は、美術詐欺のアガリ、10億円をターゲットに完全犯罪を目指す!が…!?直木賞作家が放つ、痛快クライム・ノベルの傑作。
まただよ、また。こんな小説も書けるんだ。よな。やっぱり。しかし、この作家は人物造形がホント上手い。「最悪」「邪魔」系とはまったく違う、クライム・ノベル。しかも最高に面白かった。
9点(10点満点)